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中学生の心に響いた「思い込みのワナ」—コミュニケーションを考える講演レポート

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2024年12月24日(火)

こんにちは。株式会社リソースフル代表の中田明子です。
先日、浜松市内の中学校で「思い込みのワナ 〜私たちの心と言葉〜」というテーマで講演をさせていただきました。

 

 

講演後、先生から以下のような温かいメッセージをいただきました。

 

生徒の感想が、本当に素晴らしくて、読みながら涙がとまりませんでした。
あたらめて中田先生にお話ししていただいてよかったと感じています。

 

感想の裏にある普段の様子を一人ひとりを中田先生にお伝えしたいのですが、
子供たちの心に残るものは大きかったです。

 

本当にありがとうございました。

 

このお言葉をいただき、今回の講演が中学生の皆さんの心に何らかの「種」を蒔く機会になったことを嬉しく思います。

 


多感な時期を過ごす中学生にとって、「思い込み」は思考や行動、そしてコミュニケーションに大きな影響を与える要素の一つです。
この講演では、生徒の皆さんと共に「思い込み」について考え、より良いコミュニケーションを育むためのヒントを探ることを目的としました。

 

 

講演では、以下の点を中心にお話しました。

 

  • ・無意識のうちに抱いている「思い込み」が、自分や周りの人との関係に与える影響
  • ・「普通は〜」「当たり前」といった言葉に潜む”ワナ”
  • ・言葉の使い方一つで、相手への伝わり方が大きく変わること
  • ・自分の気持ちを大切にし、適切な方法で表現する大切さ
  • ・多様な価値観を認め、尊重し合うとはどういうことか


具体的な事例を交えながら、生徒の皆さんと双方向のやり取りを意識して進めました。

 

 

講演後、生徒さんたちからは様々な感想が寄せられました。以下はその一部です。

 

「自分自身で何かを決めることが、とても大切なことだと知ることができました。『こうあるべきだ』と心の中で決めつけることは自分を苦しめることにつながってしまうのだと思いました。これからは自分自身を大切にしていこうと思います。」(3年生)

 

「『普通は〜』と考えることが“普通”だったのでハッとさせられました。ネガティブに考えるのではなく、『〜をしたい』といった希望の言葉に変え、自分が生きやすい思考や生活をしていきたいです。」(3年生)

 

「私は、妹がいて親に『お姉ちゃんだから』と言われたりします。でも、何事にも正解が存在しているわけではないということがわかって少し安心しました。これからは、自分の気持ちに素直になるように生活しようと思いました。」(2年生)

 

「私は今日の明子先生の話を聞く前までは、とにかく、まわりに合わせて言われたことは全てやって、お願いされたら断われなかったのですが、今日の話を聞いて、まわりに合わせるときも大切だけどしっかり自分の意見も言うことが大切だと分かりました。」(2年生)

 

「人は言葉で思い込みを押し付けてしまうことや、思い込みをおしつけられることがあると思います。ですが時代によって人の考えが変わりつつあります。言ってしまえば誰かを傷つけてしまう、言われないだけで誰かを傷つけていることにこの講話を聞いて気づかされました。」(3年生)

 

「私は人に流されてしまうことがあり、誰かに「○○は○○だ」と決めつけられたように言われてしまうと、それが自分の中で当たり前になってしまっていました。自分のことを自分で傷つけてしっかり責めてしまうことがあったけれど、今日の話で気持ちが良くなり、自分の意見をもつことの大切さを知ることができました。」(1年生)

 

「周りの人から聞いたり、自分が勝手に思い込んでいるだけで、自分の生きている世界はもっと広くて、自由ということが分かり、もっと言葉の裏をしっかり確かめたいと思いました。」(2年生)

 

 

いただいたご感想を通して、生徒さんたちが「思い込み」やコミュニケーションについて、それぞれの視点から気づきを得てくれたことが分かりました。

 

 

言葉の使い方は大切です。なぜなら、私たちが使う言葉は、相手に何かを伝えるだけでなく、時に相手だけでなく自分自身をも無意識のうちに制限してしまうことがあるからです。
逆に言えば、使う言葉を意識することで、心も明るくなり、前向きな思考や行動につながる可能性を秘めているのです。


今後も、言葉が持つ力、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)、そしてそれらがコミュニケーションに与える影響というテーマを探求し、研修やワークショップなどを通して、より多くの方々と学びを深めていきたいと考えています。

 

061206中郡中学校保健委員会①

 

 


「思い込みのワナ 私たちの心と言葉」は、中学生をはじめ、教職員、保護者、企業研修など、様々な対象に合わせて内容を調整可能です。

コミュニケーションに関するテーマでの講演も承っております。

 

講演テーマ例
思い込みのワナ 私たちの心と言葉(中学生向け)
言葉の力とコミュニケーション(教職員・保護者向け)
アンコンシャス・バイアスと組織の活性化(企業研修向け)


講演時間:ご要望に応じて調整可能です。
料金:別途ご相談ください。


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