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お知らせ

体感から始まるチームビルディング

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2025年01月20日(月)

こんにちは。株式会社リソースフルの中田明子です。

先日、40名の経営者や人材育成担当者の皆さんが集まる勉強会で、チームビルディングをテーマにした研修の講師を担当しました。

 

ゲーム形式で自然に気づきが生まれる

今回の研修は職場の環境を仮想的に体験できる「ゲーム形式」のワークを取り入れました。

狙いは「普段の職場では見えにくいメンバー同士の関係性や役割分担を、ゲームの中で自然と表面化させる」こと。

 

例えば、こんな様子が毎回見られます

  • チームをぐいぐい引っ張っていく人
  • 他のメンバーの意見を静かに聞きながら状況を見守る人
  • 議論が逸れそうになると、さりげなく流れを戻す人

 

さらに、参加者自身の「普段の仕事のやり方」も見ることができます。

  • ゴールから逆算して計画的に進めるスタイル
  • 勘を頼りに、どんどん手を動かしていくスタイル
  • 他の人に相談したり調べたりして、慎重に進めるスタイル

 

ゲームに熱中するあまり普段の様子が現れるのを、いつも興味深く見ています。

 

 

振り返りこそが本当の学び

この研修で大事なのは、ゲームを楽しむことだけではありません。
研修後、「どうして上手くいったのか」「どこに課題があったのか」「次にどうすればもっと良くなるのか」を振り返る時間を取ること。ここが、本当の学びにつながるポイントです。

 

 

以前の研修でのエピソードです。


あるグループでは、話し合いがあちこちに飛んでしまったり、細かい部分にこだわってしまったりして、制限時間内に目標を達成することができませんでした。

ただ、振り返りの時間に「全体を俯瞰する人がいなかった」「個々が目先のタスクに集中しすぎた」という気づきが出て、次のゲームでは役割をしっかり分担。

見事に目標を達成することができました!

 

 

今回の研修でも、振り返りの時間に多くの反省が聞こえてきました。

  • 「このやり方じゃダメだったね」
  • 「次はこれが必要じゃない?」
  • 「これ、職場でいつもしている失敗と同じだ〜!」

 

こういう気づきは、ただ座って講義を受けるだけでは得られません。

チームで試行錯誤を繰り返しながら、自分の行動やチーム全体の動きを体験から学ぶ。

これこそが、仮想体験ゲーム研修の最大の魅力です。

 

 チーム

 

 

 

チームが変わると、個人も変わる

仕事では、「知っているけど、できていない」ことが意外と多いもの。

この研修では、ゲームの課題をクリアできずに悔しい思いをしたり、振り返りを通じて自分たちの行動を見直すことで、その“できていない”部分にしっかり向き合うことができます。

 

  • 「納期を意識していなかった!」
  • 「自分ばかり話して、周りの意見を聞いてなかった!」
  • 「もっと根拠を明確にして進めるべきだった!」

こうした気づきが日々の業務に活かされることで、個人が変わり、結果的にチーム全体の成果にもつながっていきます。

「個人が変われば、チームも変わる」。そして逆もまた然り。

多くの現場で実感してきたことです。

 

チーム

 

 

2025年、新たなプロジェクトがスタート!

仮想体験ゲーム研修を取り入れたチームビルディングプロジェクトは半年単位でご提供しています。

2025年にはまた新しいプロジェクトが始まります!

どんな成長やドラマが生まれるのか、私自身も今からとても楽しみにしています。

 

 

5名からOK!お気軽にお問い合わせください

仮想体験ゲーム研修は、5名からお気軽に体験いただけます。

普段なかなか話題にしにくいチームの課題や可能性を、体感を通じて見つけてみませんか?

まずは、現状や課題についてお話を伺して、最適なプランを一緒に考えさせていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください!

 

体感から得られる学びで、チームも個人も新たなステージへ。皆さまとお会いできる日を心から楽しみにしております。

 

チーム

 

 

 

 

 

中学生の心に響いた「思い込みのワナ」—コミュニケーションを考える講演レポート

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2024年12月24日(火)

こんにちは。株式会社リソースフル代表の中田明子です。
先日、浜松市内の中学校で「思い込みのワナ 〜私たちの心と言葉〜」というテーマで講演をさせていただきました。

 

 

講演後、先生から以下のような温かいメッセージをいただきました。

 

生徒の感想が、本当に素晴らしくて、読みながら涙がとまりませんでした。
あたらめて中田先生にお話ししていただいてよかったと感じています。

 

感想の裏にある普段の様子を一人ひとりを中田先生にお伝えしたいのですが、
子供たちの心に残るものは大きかったです。

 

本当にありがとうございました。

 

このお言葉をいただき、今回の講演が中学生の皆さんの心に何らかの「種」を蒔く機会になったことを嬉しく思います。

 


多感な時期を過ごす中学生にとって、「思い込み」は思考や行動、そしてコミュニケーションに大きな影響を与える要素の一つです。
この講演では、生徒の皆さんと共に「思い込み」について考え、より良いコミュニケーションを育むためのヒントを探ることを目的としました。

 

 

講演では、以下の点を中心にお話しました。

 

  • ・無意識のうちに抱いている「思い込み」が、自分や周りの人との関係に与える影響
  • ・「普通は〜」「当たり前」といった言葉に潜む”ワナ”
  • ・言葉の使い方一つで、相手への伝わり方が大きく変わること
  • ・自分の気持ちを大切にし、適切な方法で表現する大切さ
  • ・多様な価値観を認め、尊重し合うとはどういうことか


具体的な事例を交えながら、生徒の皆さんと双方向のやり取りを意識して進めました。

 

 

講演後、生徒さんたちからは様々な感想が寄せられました。以下はその一部です。

 

「自分自身で何かを決めることが、とても大切なことだと知ることができました。『こうあるべきだ』と心の中で決めつけることは自分を苦しめることにつながってしまうのだと思いました。これからは自分自身を大切にしていこうと思います。」(3年生)

 

「『普通は〜』と考えることが“普通”だったのでハッとさせられました。ネガティブに考えるのではなく、『〜をしたい』といった希望の言葉に変え、自分が生きやすい思考や生活をしていきたいです。」(3年生)

 

「私は、妹がいて親に『お姉ちゃんだから』と言われたりします。でも、何事にも正解が存在しているわけではないということがわかって少し安心しました。これからは、自分の気持ちに素直になるように生活しようと思いました。」(2年生)

 

「私は今日の明子先生の話を聞く前までは、とにかく、まわりに合わせて言われたことは全てやって、お願いされたら断われなかったのですが、今日の話を聞いて、まわりに合わせるときも大切だけどしっかり自分の意見も言うことが大切だと分かりました。」(2年生)

 

「人は言葉で思い込みを押し付けてしまうことや、思い込みをおしつけられることがあると思います。ですが時代によって人の考えが変わりつつあります。言ってしまえば誰かを傷つけてしまう、言われないだけで誰かを傷つけていることにこの講話を聞いて気づかされました。」(3年生)

 

「私は人に流されてしまうことがあり、誰かに「○○は○○だ」と決めつけられたように言われてしまうと、それが自分の中で当たり前になってしまっていました。自分のことを自分で傷つけてしっかり責めてしまうことがあったけれど、今日の話で気持ちが良くなり、自分の意見をもつことの大切さを知ることができました。」(1年生)

 

「周りの人から聞いたり、自分が勝手に思い込んでいるだけで、自分の生きている世界はもっと広くて、自由ということが分かり、もっと言葉の裏をしっかり確かめたいと思いました。」(2年生)

 

 

いただいたご感想を通して、生徒さんたちが「思い込み」やコミュニケーションについて、それぞれの視点から気づきを得てくれたことが分かりました。

 

 

言葉の使い方は大切です。なぜなら、私たちが使う言葉は、相手に何かを伝えるだけでなく、時に相手だけでなく自分自身をも無意識のうちに制限してしまうことがあるからです。
逆に言えば、使う言葉を意識することで、心も明るくなり、前向きな思考や行動につながる可能性を秘めているのです。


今後も、言葉が持つ力、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)、そしてそれらがコミュニケーションに与える影響というテーマを探求し、研修やワークショップなどを通して、より多くの方々と学びを深めていきたいと考えています。

 

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「思い込みのワナ 私たちの心と言葉」は、中学生をはじめ、教職員、保護者、企業研修など、様々な対象に合わせて内容を調整可能です。

コミュニケーションに関するテーマでの講演も承っております。

 

講演テーマ例
思い込みのワナ 私たちの心と言葉(中学生向け)
言葉の力とコミュニケーション(教職員・保護者向け)
アンコンシャス・バイアスと組織の活性化(企業研修向け)


講演時間:ご要望に応じて調整可能です。
料金:別途ご相談ください。


研修・講演のご依頼、お問い合わせはお気軽にご連絡ください。

 

お問い合わせ

 

 

【浜松市主催】 Doer Tribe Hamamatsuで講演いたします

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2024年10月07日(月)

こんにちは。
株式会社リソースフル 中田明子です。

 

学生向けアントレプレナーシップ 醸成コミュニティ

Doer Tribe Hamamatsuにて講演いたします。

 

テーマは「無意識の思い込みとイノベーション」。

 

アンコンシャス・バイアスが「変革やイノベーションの障害」になる・・

という当たり前の視点だけでなく、

 

バイアスそのものが創造性を生む、

という視点をこれからの時代を切り拓く起業家候補の皆さまへお伝えしたいと思います。

 

日 時:2024.11.20(水) 18:30~20:00
参加費:無料
主 催:浜松市
運営受託者:Co-startup Space & Space FUSE(浜松いわた信用金庫)

 

<こんな学生*におすすめ>
・アンコンシャス・バイアスについて学びたい
・起業に興味がある
・社会で活躍できる人材になりたい
・自己成長や意識改革に興味がある
・イノベーションを起こしたいと考えている
*浜松市内及び近隣の大学(院)生、専門学校生、高校生が対象となります。

 

詳細はこちら

 

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【福井県大野市】女性リーダー育成 公開セミナーに登壇いたします

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2024年09月29日(日)

こんにちは。
株式会社リソースフル 中田明子です。

 

福井県大野市主催、男女共同参画推進事業《女性リーダー育成セミナー》
「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)入門~職場・家庭・暮らしを明るくするヒント~」
に登壇いたします。

 

当日会場にてお会いいたしましょう。

 

女性リーダー育成セミナー

 

 

日時

令和6年10月23日(水曜日)
19時00分から21時00分まで(受付開始18時30分から)

会場

結とぴあ 2階 201・202号室

講師

株式会社リソースフル 代表取締役 中田明子氏

対象

働いている女性(男性の参加も可能です)

定員等

30名(先着)

参加費

無料

申込方法

こちらから

 

詳細は大野市行政経営部総務課までお問合せください。

 

 

 

浜松市発行情報誌にてアンコンシャス・バイアスの記事監修

カテゴリ: 実績・お客様の声 作成日:2024年07月08日(月)

こんにちは。


株式会社リソースフル 中田明子です。


浜松市発行の情報誌「ハーモニー」で
アンコンシャス・バイアス特集記事の
監修ご依頼をいただきました。

 


今日は第一回編集会議。
アンコンシャス・バイアスの対処法や
より受け取ってもらいやすい表現、


「私が学生の頃に・・」という思い出話など
色々なお話で盛り上がりました。


時に「そのインタビューちょっと待った!」
と、ストップをかけるシーンも。

 


「自分たちだけでは気づかない視点をいただき
 いい記事ができそうです」
編集長からそう言っていただきよいスタートができました。

 


これから取材や執筆が始まるとのこと
発行をぜひお楽しみに!

 

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短い時間の中でも沢山の「気づき」がありましたね。

気づくたび、自分が更新されていく感覚がとても好きです。

 

自治体女性職員向け研修を担当しました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2024年03月18日(月)

こんにちは。
株式会社リソースフル 中田明子です。

 

一般社団法人日本経営協会主催
「第36回 地方自治体女性職員交流研究会」
の基調講演を担当いたしました。

 

 

「『私らしく!』『あなたらしく!』輝くひととまち」

この副題が付いた当研修会は、全国地方自治体の女性職員が対象です。

 

家庭との両立やマネジメント、人間関係、仕事の進め方など、
日々の仕事や働き方について課題感のある女性リーダーが全国から集合しました。

 

 

私は特別講演とグループディスカッションのファシリテーターを担当。
テーマは「アンコンシャス・バイアスって何?~『私らしさ』のバージョンアップ」です。

 

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たくさん感想をお寄せいただいたので、まずその一部をご紹介します。

 

  • 「バイアスに気づき、どう対応していくか、熱くお話しいただいて心に響きました。ありがとうございました。」
  • 「AMの講義、PMのディスカッション講評いずれも素晴らしく、受講者の発表を引き上げてくださり、ありがたかった。」
  • 「中田先生のお話、面白かったです。とても有意義な時間を過ごしました。」

 

 

当日の様子をご紹介します。

 

 

特別講演

 

特別講演ではアンコンシャス・バイアスに関する基本知識と、グループディスカッションをするために必要な情報をお伝えしました。
バイアスへの気づき力を高め、対策を講じるスタート地点に立つためです。

 

アンコンシャス・バイアスのメカニズムの解説の後、影響の大きい3種類のバイアスについてご紹介。

 

・ガチガチ頭になるバイアス
・人への偏見を生むバイアス
・可能性を狭めるバイアス

 

職場や自分の暮らしの中で身近な例を考えていただいたところ、皆さま思い当たる事例が次々と見つかったようです。
この様にまずは「身近にバイアスがあることを知るのが第一歩です。

 

 

 

次に『アンコンシャス・バイアス』に陥らない3つの方法をお伝えしました。

 

  1. 1.事実に注目する
    2.知識を更新する
  2. 3.仕組みを作る

 

これらを実行していく具体的な方法を解説。
特に、私が男女共同参画審議委員を務めている浜松市での「行政窓口の仕組み」はイメージしていただきやすかった様です。

 

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▲名前ではなく番号で呼ぶ仕組みは「気を付ける」必要がない

 

 

 

とかくアンコンシャス・バイアスについては

「気を付ける」「思い込みをなくす」といった対策を口にする方が多いと感じています。


ただ、無意識を「気を付け」たり「なくし」たりすることはできません。

 

確実に対策を講じるためにはどうしたらいいか。
参加者の皆さんにとって「自分ごと」として考えていただく材料を提供して、講演の結びとしました。

 

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 グループ・ディスカッション

 

後半、グループ・ディスカッションの部では
「職場やキャリアにおける『アンコンシャス・バイアス』」がテーマ。

 

 

この時間は講演でお伝えした

「アンコンシャス・バイアスに陥らない3つの方法」

で、いかに本質的な解決策を生み出すかのワークです。

 

参加者間の交流を図りながら

「私らしく」「あなたらしく」

働くことが出来る職場作りを考える時間を目指しました。

 

 

グループに分かれ、各自が気づいた「アンコンシャス・バイアス」の事例を共有、整理。
解決したいバイアスを1つ選んで対策を考えていただきました。

 

 

当初は戸惑いが感じられ、議論が止まってしまうグループも散見しましたが、

 

  • バイアスではなく「仕組み」に注目
    「コントロールできるもの」に注目

 

することが胆であることをお伝えすると、議論が進み出しました!

 

 

 

【話し合われたテーマの例】

■思い込み:「自分の仕事は、全て自分でやらねばならない」
■悪影響:業務の遅れや仕事の抱え込みによる疲弊に繋がっている
■対策案

  • 業務を共有する時間を朝礼で作ろう
    定期1on1を実施しよう
    (リーダーである自分が)毎日メンバーに声がけしよう

 

 

「思考方法やバイアス対策の枠組み」を知ることで、普段の仕事に活かせる様々なアイディアが生まれました。

 

一気に解決!とまでは行かずとも、皆様の充実感が伝わってきました。
こうした場面に立ち会えるのは、ファシリテーター冥利に尽きるの一言です。

 

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▲初対面でも同じ「自治体職員」という立場。課題やお悩みは共通の様でした。

 

 

ご感想

 

  • 「グループディスカッションでも自分の浮かばなかったアイディア等を知り、大変刺激になりました。」
  • 「アンコンシャス・バイアスについて漠然と理解していたことが、整理された気がしました。自分の中でも整理してアウトプットできるようにしたいと思いました。」
  • 「『輝くひととまち』というテーマを聞いて、私はキラキラしていないし、本市は消滅可能性都市だし…と気後れしていましたが、それこそアンコンシャス・バイアスだったのだと、ハッとさせられました。自分の意識や行動次第で変わることも必ずあると思うのでアンテナを高く、気付きを大事にしたいと思います。」

 

 

「世界の見方が変わる」
「最初の一歩の踏み出し方が変わる」

そんな体験をお楽しみいただけたのであれば嬉しく思います。

 

ご依頼いただいたご担当者さまからも
「ご講演とグループディスカッションの満足度がとても高かった」との謝辞をいただきました。

ありがとうございました。

 

 

 

ご案内 

企業・自治体のダイバーシティ推進・男女共同参画ご担当者様

 

株式会社リソースフルではアンコンシャス・バイアスに関するオリジナルプログラムをご提供しております。

課題や目標に応じてオーダーメイドでご提供するほか、動画教材の製作もしております。

 

  • アンコンシャス・バイアスについて組織全体で学びたい
    多様性の受容を促す機会を作りたい
    組織的にダイバーシティの理解を深めたい

 

などの課題がおありでしたら、まずはこちらからお問合せくださいませ。

無料チェックリストの配布、お気軽に参加いただける定期開催ワークショップについて

 

アンコンシャス・バイアスチェックリストのご請求

アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)ワークショップ

【参加者レポート】新講座「無意識の思い込みデトックス・ワークショップ」に参加しました!

カテゴリ: その他 作成日:2024年03月04日(月)

はじめまして。木村公美と申します。
中田さんとは前職でご一緒した仲間です。

 

当時「アンコンシャス・バイアス」セミナーの誕生前夜を垣間見ておりました。

 

年月を経て、今は企業や自治体などで講師として活躍している中田さん。
SNSで新たに個人向けのワークショップを開くと告知されているのを発見!


「これは体感せねば!」


と即、申し込みました。

 

 

当日の様子をレポートいたします。

 

 

■◇■◇■◇■

 

今回のワークショップは

 

  • 自分のふつう・当たり前に気付き、
    無意識の思い込みをデトックスする

がテーマ。

 

チーム発表

 

中田さんは、このツールの開発者であるおおばやしあや氏と出会い
自身が伝えてきたアンコンシャス・バイアスとの親和性を「秒」で感じたそう。


すぐに認定資格を取得して講座開催の運びとなったそうです。

 

 

オフライン/オンライン版両方ある中で、今回はオンライン版を使ってのワークショップ。
自宅で気軽に受講出来るのが嬉しいです!

 

 

 

 ■◇■◇■◇■

 

 

冒頭で印象的だったのが「勉強会ではない」という一言。
そして、リラックスして参加して欲しいと続けられたことです。

 

そう、これは、自分自身と向き合うことになる、ワークショップなのです!

 

 

 

「NORMS(ノームス)」という言葉をご存知でしょうか?
英単語の「norm=標準・規範」からなる言葉で
「ふつう・当たり前・べき・ねばならぬ…」
といったまさに、アンコンシャス・バイアスの塊のような存在をまるっと指しています。

 

 

ワークショップでは、このNORMSをたくさん洗い出していきます。
個人プレイだけでなく、チームプレイ的要素もありました。

 

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今回の参加者は私を含めて5名。
それぞれの価値観を表に出す場面では中田さんの絶妙なフォローもあり、会の安全性が保たれています。
安心して発言することができました。

 

 

■◇■◇■◇■

 

 

そして後半の言葉の書き換え。
ここが、このワークショップの胆でした。
「NORMS(ノームス)」を「100%ピュアな自分のことばに置き換え」ていきます。

 

 

私は、なかなかうまくいかなかったのですが、

中田さんから助言をいただいて「スッキリ!」な表現に辿り着くことが出来ました!

 

 

 

例えばこんな感じです。

 

  • 【全体で出たNORMS】
    「子育てや家事は女性が多めにやるものだ。」
  •     ↓
  • 【自分で書き換えたもの】
    私は、子育ては母性が強い方がメインで担った方がいいと思う。」
  •      ↓
  • 【中田さんの助言後】
    「子育ては、母性がより強い私が、メインで担いたい!」

 

 

ここには「正解はない」のがポイント。
強いて言えば、自分の心の中にだけ「スッキリ・納得感」という答えがあるのです。

 

 

 ■◇■◇■◇■

 

 

自分の言葉で、
自分の価値観について、
ここまで深く探っていく時間がこれまでにあったでしょうか。

 

 

心の内で「本当に大切にしていること」に気付くことが出来る体験・・・

これは、なかなかないような気がします。

 

 

そして、参加者同士のシェアで、それぞれの価値観に触れることも出来ました。
(素敵な参加者の皆さま、ありがとうございました!)

 

 スクリーンショット 2020 08 04 14.10.54

 

 

全員で出したNORMSの中には、受け入れがたいものもありました。
ところが、書き換えワークをすると、不思議なくらいスッキリしたのです。
これは本当に得難い体験でした。


(詳しい方法は、ぜひ講座で!)

 

 

 

 ■◇■◇■◇■

 

 

 「ダイバーシティ&インクルージョン」

とは、個々の「違い」を受け入れ、認め合い、生かしていくことを意味するそうです。

 

本当に実行するには
「そもそも自分の価値観とは?」
からはじめることが大切だということに、深く共感しました。

 

 

2時間のワークショップでしたが、ここまで深い気付きを得られたことに感動しました。
大げさに聞こえるかもしれませんが、本当です。
そして、もっと色々な方の価値観に触れてみたいと思いました!

 

 

 

初めましてのメンバーで。
いつものメンバーで。
様々な形でこのワークショップが開催されることで、必ずミライが変わっていくと確信します。

 

スクリーンショット 2020 08 04 14.10.54

 

 

中田さんが「これからライフワークとして取り組んでいきたい」と惚れ込んだこのワークショップ。
私もまた参加してみたいと思うものだったことを、最後に付け加えます。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

◇■次回開催情報■◇

アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)

ワークショップ(ZOOM)
お申し込みはこちら

 

ワークショップについて中田の記事はこちら

 



 

【新講座】アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)ワークショップを開催いたしました

カテゴリ: その他 作成日:2024年03月03日(日)

「最後、こみあげるものがありました。」

 

初開催したワークショップ。

参加された方の最後の言葉が
とても印象的でした。

 

ワークを経て、
自分の「本当の気持ち」が分かる。
想いが溢れる。感極まる。

 

実は、私も同じ体験をしました。

「この感動を共有したい」

そんな気持ちで始めたのが、このワークショップです。

 

______

 

2/26・3/1 に開催した

 

 自分のふつう・当たり前に気付き、
 無意識の思い込みをデトックスする
 ワークショップ

 

全員の方に「満足」のご評価と
喜びや驚きの声をいただくことができました。

 

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【ご感想(抜粋)】

 

「世間で言う 常識だよねとか、
 普通は〜という言葉に
 とらわれていた自分がいたので、
 これでいいんだと思うと
 とても気が楽になりました。」

 

 

「シンプルなワークなのに、
 期待を上回る効果が得られました」

 

 

「自分の心のうちのバリアの存在を
 さらに感じることができました。」

 

 

「自分が普段いかに
 周りの目を気にして話しているか、
 自分に対して良い悪いの
 ジャッジをしているかを痛感しました」

 

 

「当たり前とか普通とか、
 長く一つの職場に勤めていると
 いつも自分のやり方や事務所のルールが
 当たり前になっているだけで、そこに
 疑問を持たなくなっていることに気づいた」

 

 

「自分が本当に大切にしたいものは何か、
 ということを知り、
 そして他者がまたどう考えて、
 何を大切にしているのかを知ること、
 ということを、
 じっくりと体感できる時間でした。」

 

 

「最初はよくわからなかったが、
 最後にはIメッセージで作った文章が
 ググッときたので。
 2時間での変化がよくわかった」

 

 

「皆さんの言い換えの発表での
 スッキリした表情が鮮やかだった。」

 

 

______

 

 

2018年にはじめて公開講座を開き
アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)
というテーマに取り組み始めて早6年。

 

これまでは企業や団体への
研修・講演を中心に活動してきました。

 

 

当時、ダイバーシティ(多様性)
アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)」
一般的な言葉ではありませんでした。

 

ただ、最近ではお問い合わせも増えており
関心を持つ方も多くなっているのを感じます。

 

 

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▲無料配布中のチェックリスト。ご請求も増えています

 

 

______

 

そんな中、考え続けていたこと。

それは、

 

もっと気軽に、
もっと効果的に、
もっと広く

 

仲間とこのテーマを共有できないかな・・
ということです。

 

 

「お勉強」としてではなく
「自分ごと」として日常に落とし込みたい。

 

 

職場が、地域が、学校が、
もっと居心地の良い場所になるための
気づきが生まれる場を作りたい。

 

 

安心して人と話せる様になったり
もっと自分が好きになったりする
直接のキッカケを作っていきたい。

 

そう思う様になりました。

 

そんな時に参加したセミナーで出会ったのが
今回のワークショップ「ソジテツ®ReStart版」です。

 

 

参加して、
「これなら出来るかも!」
と感じました。

 

 

すぐに開発者の方とお会いして
私と同じ課題感や志を
持っていることもわかりました。

 

そうして一緒に取り組むことになりました。

 

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 ▲ワーク開発者のおおばやしあやさんと私

 

 

 ______

 

 

直感はあたりました。

 

 

ワークショップは
バイアスが除かれた参加者さんたちによる
「本当の言葉」が紡ぎ出されました。

 

その魅力に胸を撃ち抜かれる至福の時間。

 

一人一人が充実感、達成感を抱くとともに
場が一体となるのも感じました。

 

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今回のワークショップでの参加者体験レポートはこちら

 

 ______

 

 

「ダイバーシティ(多様性)が大切」と言われても

すぐにピンとくる方は少ない様に思います。

 

でも、実は私たちのすぐ側にある大切なテーマです。

 

 

このワークショップは
社会を良い方向へ向かわせる
小さな、確実な、一歩です。

 

 

社会とはイコール、私たち一人ひとりのこと。

 

 

「違い」を受け入れ、認め合い、生かすには
「そもそも自分の価値観とは?」
がわかることがとても大切なのです。

 

 

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このワークショップでは
競い合いや敵対を生まない
「自分の言葉」を手に入れることができます。

 

 

それを拠り所に

  • 自己理解
     →他者理解
      →相互理解

 

 

の歩みを進める一歩となれば幸いです。

 

 

 

 ______

 

ちなみに、私が個人的に目指すのは


「生きてるって尊い」


と思える瞬間と

味わえる場を創ること。

 

 

これからも、ワークショップを通じて
一人ひとりの「100%ピュアな言葉」
に出会いたいと思います。

 

 

・職場や家庭などにストレスを感じている方
・自分の本音がよくわからない方
・ふつう・常識への違和感を解消したい方
・他人のバイアス・思い込みが気になる方
・ダイバーシティやアンコンシャス・バイアスに興味がある方

 

ぜひ体験してみてください!

 

 

これから定期的に開催してまいります。
予定はホームページやSNSでご案内いたします。

 

 

 

◇■次回開催情報■◇

アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)

ワークショップ(ZOOM)
お申し込みはこちら

 

 

________________________

 

今回のワークショップでの
参加者体験レポートもご紹介しています!

こちらもぜひご覧ください!

 

参加者体験レポートを読む



 

【浜松市】教職員初任者研修を担当しました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2024年01月18日(木)

こんにちは。
株式会社リソースフル 中田明子です。

 

 

1月、浜松市UD・男女共同参画課様からのご依頼を受け、令和 5 年度新規採用教職員157名を対象とした初任者研修「学校教育におけるアンコンシャス・バイアスと男女共同参画講座」を担当いたしました。

 

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当日の様子をご紹介します。

 

まずは、現状の男女共同参画に関する問題点について各種調査のデータを元に解説いたしました。

政治・経済面のほか、東京大学や理数系に進む男女の比率の違いなど、教育分野の格差をクイズ形式で考えていただく中で「現状、思いのほかに大きな格差がある」「対策を講じる必要がある」ことを具体的にお伝えいたしました。

 

image隠れたカリキュラム

 

 

そして、このような男女格差が生まれる原因の一つが「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」です。

学校教育の現場にも多数の「アンコンシャス・バイアス」の問題が散見され、「隠れたカリキュラム」として児童・生徒たちへの無言のメッセージとなっています。

 image隠れたカリキュラム

  • 【例】
    ・「男子」「女子」への無意識の役割分担の声がけ
    (力仕事は男子、補助・ケアは女子など)
    ・卒業式でのよくあるケース、男性の校長へ卒業証書を運ぶのは女性教師
    ・歴史上の偉人、リーダーが男性ばかり
    ・進路指導の際に「家庭と両立」できる資格を女子生徒にのみ勧める

 

教師が無意識に行っているこれらの事例によって「男性はリーダー/女性は補助・サポート役」ということを、子どもたちは無意識に学び取っていきます。

 

 

講座が進むにつれて新任教員の皆さま一様に、驚きと真剣な表情へと変化されていたのが印象的でした。

この講座をきっかけに、学校教育現場のみならず、自身の「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」の発見の契機となれば幸いです。

 

 

課題を認識することこそ、解決への第一歩。
今回の「男女共同参画とアンコンシャス・バイアス」についての認識をスタートに、今後はぜひとも講座内でお伝えした対策を講じていただきたく思います。

 

 

 

次世代を担う子どもたちを育てる教職員の皆さまへ「アンコンシャス・バイアス」をお伝えしたい。

子どもの親である私にとってもかねてからの願いでした。このような機会をとても嬉しく思っております。

ご依頼いただいた浜松市のご担当者さまからも「短時間で大変わかりやすい内容で勉強になった」との謝辞をいただきました。

ありがとうございました。

 

 

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株式会社リソースフルでは「アンコンシャス・バイアス」に関するオリジナル講座をご提供しております。

対象となる受講生の皆さまに合った講座内容を、講義形式・ワークショップ形式など、バラエティ豊かに提供するほか、動画など教材の制作もしております。

 

  • • アンコンシャス・バイアスについて組織全体で学びたい
    • 多様性の受容を促す機会を作りたい
    • 組織的にダイバーシティの理解を深めたい

 

 

などの課題がおありの組織ご担当者様

まずは、お問合せ下さいませ。

アンコンシャス・バイアスチェックリストのご請求はこちら

 

 

【文科省委託事業】学校教職員向けセミナーで基調講演を担当しました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2023年11月06日(月)

こんにちは

株式会社リソースフル 中田明子です。

 

10月、新宿で行われました

文部科学省委託事業 教職員研修実施委員会主催セミナーにて

学校教職員向けセミナーの基調講演を担当いたしました。

 

当日のテーマは、学生の内的動機づけを高めるスキル向上

 

全国の専門学校の先生向けに、

「学生の可能性を引き出す勇気づけコミュニケーション」

と題して研修を実施いたしました。

 

全国から集まった皆様、大変熱心にご受講いただきました。

ありがとうございました。

 

講義の様子.001

 

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ご感想を一部ご紹介いたします。

 

今、1年生の担任をしており、後期に入ったタイミングでモチベーションの低迷が見られる学生がいます。

来週ちょうど自クラスの全学生と面談しようと考えているので、

本日学んだ「学生の可能性を引き出す勇気づけコミュニケーション」を実践していきたい。

 

勇気づけコミュケーションのペアワークは感覚を肌で感じることができて良かったです。

学生に対して実践していこうと思います。

 

相手に対する話し方で受ける側の印象が変わる事を知り得えました。

 

原因論ではなく、出来たことに声をかけて褒め、それと同じようにできてない所を伸ばさせる。

また、それを誘導する教員自身がリソースフルでなくてはならない。

 

***

 

先生方が「リソースフル」な状態で

学生の皆様の可能性を引き出されることを願っております。

 

 

 

 

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