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バイアスを価値に変える、新しい自己発掘のかたちーアンコンシャス・バイアス ワークショップリニューアル

カテゴリ: 新着情報 作成日:2025年04月30日(水)

こんにちは。
株式会社リソースフル 中田明子です。

「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)デトックス ワークショップがリニューアルします

 

2024年に1年間実施したアンコンシャス・バイアス デトックスワークショップ

毎回多くの方にご参加いただき、驚きや発見、喜び、時には涙があふれる場面もありました。

この春、その原点である
「バイアスから、唯一無二の価値を創造する」というコンセプトはそのままに、
さらに深く“自分らしさ”に向き合うための1on1セッションが新たに加わる予定です。

ただいま、プロトタイプの提供をはじめており、体験セッションのご希望を募っています。

 

セッションで使用するのは、MY-ning Value Creation
自分の中にある“ことばになる前の想い”を丁寧に掘り起こし、
バイアスすらも“強み”や“可能性”として活かすツールです。

 

バイアスから、“唯一無二の価値”を生み出す


MY-ning(マイニング)の最大の特徴は、

「バイアス=偏りや思い込み」も、その人らしさの一部として捉え直すことにあります。

従来は“取り除くべきもの”とされていたバイアスを、

「自分は何を大切にしているのか?」

という問いを通じて、“自分だけの価値”として言語化し、未来の力に変えていきます。

 

 

 

自分を動かす源泉を見つける

 

MY-ning(マイニング)は、「Mining=掘る」「My=自分」を掛け合わせた造語。

私がこのツールにに魅力を感じたのは、これまでの自分を否定せずに、そのまま受け取り、価値に変えるプロセスに、深い力を感じたからです。

誰かに与えられた、使い古された言葉ではなく、自分自身の経験・思考・価値観に裏打ちされた本当の言葉を掘り出せたときの胸が熱くなる感覚を、私も含めた多くの参加者の方がこれまでのワークショップで体験されています。

 

今後のWBCラボとの協力体制について

 

MY-ningを提供するWBCラボと、株式会社リソースフルでは

  • 企業研修・キャリア支援におけるMY-ning活用プログラムの開発
  • コーチ・講師・支援職の方向けの教材・セッション構成カスタマイズ
  • “原体験×価値創造”をテーマにした新サービスの開発

など、MY-ningを核とした活動に積極的に協力していきます。

 

すでに中学校の特別授業などで試験的に提供しており、現場の先生方からのご好評をいただいています。 

 

制約のない自由な未来のために

 

“強み”や“魅力”といった言葉があふれる今、本当に人の心を動かすのは、

「誰かが与えてくれた言葉」ではなく、自分自身が選び取った言葉です。

 

「自分の方向性に確信を持ちたい」

「自分のコア(核)となるものを発見したい」

「制約を外して自由になりたい」

リニューアル後のプログラムがその最初の一歩となることをお約束いたします。

新プログラムに関するお問合せはこちらからお願いいたします。

 

 

チームの「もやもや」に突破口を ~外資系スポーツメーカーでのチームビルディング研修より~

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2025年04月21日(月)

こんにちは。株式会社リソースフルの中田明子です。

 

業績が急伸する中、現場のチームはそのスピードに追いつけていない——。
そんな悩みをお持ちだったのは、ある外資系スポーツメーカー物流部門の事業部長。

「受け身で言われたことしかできない」「成長意欲はあるが、自らどう動いたらいいかがわからない」。
そんな部門の現状を打破すべく、今回、チームビルディング研修をご依頼いただきました。

 

 

 

なぜ“効き脳診断”を使ったのか?

今回の研修では、チーム全員に「ハーマンモデル(効き脳診断)」を実施しました。
これは、人それぞれが持つ“思考のクセ”を4つのタイプに分類し、
自分やチームメンバーが「どんな強みを持っているか」を可視化できるツールです。

 

診断後、「自分はどんな場面で力を発揮できるか?」「なぜあの人とすれ違っていたのか?」という
リアルな気づきが生まれ、チーム内のコミュニケーションが一気に活性化しました。

 

 

 

研修で扱った3つのチームの力

今回のプログラムでは、チームビルディングに欠かせない3つの力にも注目しました。

人材力:個々の特性を活かす

組織力:チームの方向性を揃える

関係力:互いに認め合い、協働する

 

「人がいい」と評価されていたメンバーも、それだけでは信頼を勝ち取れないという現実。
この3つの力を言語化・構造化することで、「仕事の進め方を変える視点」を手に入れていきました。

 

 

 

現場での変化と手応え

受講者からは、

「初めて“自分の強み”を言葉で理解できた」

「相手の言動にイライラしていた理由が腑に落ちた」

「業務上の“役割分担”にも活かせると感じた」

といった声が相次ぎました。

 

また、ファシリテーションでは、「参加型」「対話型」のスタイルを採用。
グループワークや共有の時間を通じて、現場で起きている小さな“もやもや”を
言葉にし、仲間と一緒に紐解いていくプロセスを重視しました。

 

 

 

 

研修を通じて見えてきた「組織のこれから」

この研修の主眼は、「一人ひとりの主体性」を育てることにありました。
「現状維持では立ち行かなくなる」という危機感を、部門全体で共有し、
「今の自分にできる最小のチャレンジは何か?」を探す場として機能しました。

また、事業部長のリーダーシップにも深く支えられました。
研修後には、メンバー一人ひとりと対話を重ね、診断結果を業務に落とし込む動きも始まることと思います。

 

 

 

自分を知り、仲間を知る。だからチームは動き出す

「仕事に対する責任感はある。でも、どこから変えていいかわからない」
そんなメンバーが少なくない時代。
一人ひとりの思考特性に合わせたアプローチが、チームの突破口になります。

人材力 × 組織力 × 関係力。その3つの視点で、貴社のチームにも新たな風を吹き込みませんか?

 

 

ご相談・研修のご依頼はこちらからお気軽にどうぞ。

 

浜松市『ハーモニー』特集監修|アンコンシャス・バイアスに気づくきっかけをお届けしました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2025年03月31日(月)

こんにちは。株式会社リソースフルの中田明子です。

以前のブログ記事でご紹介した、浜松市発行の男女共同参画推進情報誌

『ハーモニー』No.31のアンコンシャス・バイアス特集の監修が、無事に完了しました。

 

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先日、浜松市役所を訪れた際、ロビーにこの冊子が並んでいるのを見かけ、

多くの方に手に取っていただきたいと感じました。

特集記事では、性別による固定観念が日常生活や職場でどのように影響を及ぼすかを

具体的な事例とともに紹介し、無意識のバイアスに気づくことの重要性を伝えています。

記事の詳細は、浜松市の公式サイトでご覧いただけます。

👉 浜松市『ハーモニー』No.31(PDF)

 

また、当社ではアンコンシャス・バイアスに関するチェックリストを無料で配布しております。

自分自身の無意識の思い込みに気づくきっかけとして、ぜひご活用ください。

👉 アンコンシャス・バイアスチェックリスト(30項目)

 

次年度も、浜松市の男女共同参画アドバイザーとして、研修や講演活動を継続してまいります。

皆さまと連携しながら、無意識のバイアスに対する理解を深めるきっかけをお届けできればと思います。

 

 

自分のキャリアに自信と一歩を──長野県老舗メーカーにて女性活躍推進研修を実施しました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2025年03月21日(金)

こんにちは。株式会社リソースフルの中田明子です。

通信機器を全国展開する長野県老舗メーカーにて、女性社員を対象とした1日研修「女性活躍推進教育プログラム」を実施いたしました。

 

本研修は

「キャリアアップを自分ごととして捉えること」

「自身の強みに気づき、それをどう仕事に活かしていくか」

をテーマに構成されており、女性社員のリーダーシップ発揮や、仕事に対する主体性の向上を目指す内容となっています。

 


キャリアの軸を見つけ、自分らしい成長を描く
午前のプログラムでは、「自分を導くキャリアリーダーシップ」を軸に、ワークや対話を通じて自身のキャリアを見つめ直す演習が中心。これまでの経験や価値観から「自分が本当に望んでいる未来」を描き、そこに向かうための小さなアクションを設計していく過程は、自己理解と行動変容を促す実践的な時間となりました。

 

参加者からは、
「なかなか自分と向き合う時間がなかったが、将来のビジョンを描けたことで、モヤモヤが希望に変わった」
「周囲と比べて不安だったが、自分なりのペースでキャリアを積んでいけばいいと思えた」
といった前向きな声が多く寄せられました。

 


「自分らしさ=影響力の型」を知る午後のワーク
午後は、自身の仕事観影響力のスタイル(リーダーシップの型)を可視化し、「どんな強みをどう発揮したいのか」を深めるセッションへ。価値観や個性が明確になるビジネスゲームや、リーダーシップスタイルの整理を通じて、

「自分にとっての仕事のやりがい」

「強みの活かし方」

がクリアになっていきました。

 

さらに、日常業務に潜む課題をテーマにしたグループディスカッションでは、
「自分にどんな影響力があるのか、あらためて言葉にしてもらって自信につながった」
「他の人の視点に刺激を受け、自分の価値観も整理できた」
という声が聞かれ、自己理解と職場への応用のバランスが印象的でした。

 


アンケートより(参加者の声)
・「自分の仕事に対する姿勢を客観視するよい機会となった」
・「目標があいまいだったが、書き出してみたことで整理できた。早速アクションを起こしたい」
・「自分の悩みだけでなく、周囲の人の話にも耳を傾けようと思えた」
・「自分がどんなときにモチベーションが高まるのか、明確にわかってきた」

 

研修満足度に関しては、5段階中「5(大変役立った)」が最多で、参加者の約9割が「とても思う」「やや思う」と回答するなど、実感値の高い学びとなったことが伺えます。

最後に

自分自身のキャリアを言語化すること、そして無意識の思い込みに気づくこと。
それは、女性に限らずすべての働く人にとって重要なリーダーシップの土台です。

 

本プログラムでは、講義にとどまらず「気づき→内省→行動」という流れを重視し、受講後すぐにアクションを起こせるよう設計しています。「キャリア形成」「ダイバーシティ推進」「女性リーダー育成」に取り組まれる企業様に、ぜひご活用いただければ幸いです。

 

 

本プログラムの内容や実施方法について詳しく知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
御社の課題やご希望にあわせたカスタマイズ提案も可能です。
▶︎【お問い合わせはこちら】

 

 

naganosnow

ぽかぽか陽気の浜松から、雪の長野へ・・ 朝外を見て驚きました!!

体感から始まるチームビルディング

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2025年01月20日(月)

こんにちは。株式会社リソースフルの中田明子です。

先日、40名の経営者や人材育成担当者の皆さんが集まる勉強会で、チームビルディングをテーマにした研修の講師を担当しました。

 

ゲーム形式で自然に気づきが生まれる

今回の研修は職場の環境を仮想的に体験できる「ゲーム形式」のワークを取り入れました。

狙いは「普段の職場では見えにくいメンバー同士の関係性や役割分担を、ゲームの中で自然と表面化させる」こと。

 

例えば、こんな様子が毎回見られます

  • チームをぐいぐい引っ張っていく人
  • 他のメンバーの意見を静かに聞きながら状況を見守る人
  • 議論が逸れそうになると、さりげなく流れを戻す人

 

さらに、参加者自身の「普段の仕事のやり方」も見ることができます。

  • ゴールから逆算して計画的に進めるスタイル
  • 勘を頼りに、どんどん手を動かしていくスタイル
  • 他の人に相談したり調べたりして、慎重に進めるスタイル

 

ゲームに熱中するあまり普段の様子が現れるのを、いつも興味深く見ています。

 

 

振り返りこそが本当の学び

この研修で大事なのは、ゲームを楽しむことだけではありません。
研修後、「どうして上手くいったのか」「どこに課題があったのか」「次にどうすればもっと良くなるのか」を振り返る時間を取ること。ここが、本当の学びにつながるポイントです。

 

 

以前の研修でのエピソードです。


あるグループでは、話し合いがあちこちに飛んでしまったり、細かい部分にこだわってしまったりして、制限時間内に目標を達成することができませんでした。

ただ、振り返りの時間に「全体を俯瞰する人がいなかった」「個々が目先のタスクに集中しすぎた」という気づきが出て、次のゲームでは役割をしっかり分担。

見事に目標を達成することができました!

 

 

今回の研修でも、振り返りの時間に多くの反省が聞こえてきました。

  • 「このやり方じゃダメだったね」
  • 「次はこれが必要じゃない?」
  • 「これ、職場でいつもしている失敗と同じだ〜!」

 

こういう気づきは、ただ座って講義を受けるだけでは得られません。

チームで試行錯誤を繰り返しながら、自分の行動やチーム全体の動きを体験から学ぶ。

これこそが、仮想体験ゲーム研修の最大の魅力です。

 

 チーム

 

 

 

チームが変わると、個人も変わる

仕事では、「知っているけど、できていない」ことが意外と多いもの。

この研修では、ゲームの課題をクリアできずに悔しい思いをしたり、振り返りを通じて自分たちの行動を見直すことで、その“できていない”部分にしっかり向き合うことができます。

 

  • 「納期を意識していなかった!」
  • 「自分ばかり話して、周りの意見を聞いてなかった!」
  • 「もっと根拠を明確にして進めるべきだった!」

こうした気づきが日々の業務に活かされることで、個人が変わり、結果的にチーム全体の成果にもつながっていきます。

「個人が変われば、チームも変わる」。そして逆もまた然り。

多くの現場で実感してきたことです。

 

チーム

 

 

2025年、新たなプロジェクトがスタート!

仮想体験ゲーム研修を取り入れたチームビルディングプロジェクトは半年単位でご提供しています。

2025年にはまた新しいプロジェクトが始まります!

どんな成長やドラマが生まれるのか、私自身も今からとても楽しみにしています。

 

 

5名からOK!お気軽にお問い合わせください

仮想体験ゲーム研修は、5名からお気軽に体験いただけます。

普段なかなか話題にしにくいチームの課題や可能性を、体感を通じて見つけてみませんか?

まずは、現状や課題についてお話を伺して、最適なプランを一緒に考えさせていただきます。どうぞお気軽にお問い合わせください!

 

体感から得られる学びで、チームも個人も新たなステージへ。皆さまとお会いできる日を心から楽しみにしております。

 

チーム

 

 

 

 

 

2025年自分らしい1年を、心からの言葉で。

カテゴリ: 代表コラム 作成日:2025年01月06日(月)

新年あけましておめでとうございます。

穏やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

 

昨年は、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)デトックスワークショップを通して、かけがえのない出会いと、心を揺さぶるような発見、そして深い感動を皆様と分かち合うことができました。ご参加いただいた皆様、ワークショップを支えてくださった全ての方々に、改めて感謝の気持ちをお伝えいたします。本当にありがとうございました。

 

2024年の一年間、ワークショップを開催する中でいただいた学びは、私にとってかけがえのない財産となりました。特に心に残ったのは、「多様性を尊重しましょう」という言葉が広まる一方、その言葉の裏で本来の自分を表現することにためらいを感じている方が少なくない、という現実でした。特に、昨年実施した中学生向けの講演では、若い世代が早くも「周りに合わせなければ」「『正しい言動』をしなくては」というプレッシャーを感じていることに、胸が締め付けられる思いでした。

 

「多様性を尊重しましょう」という言葉は、本来、一人ひとりの個性を認め、尊重し合うことで、より豊かな社会を築こうという理念を表しています。しかし、その言葉が、逆に自分らしさを押し込める力となってしまっているとしたら、それはとても悲しいことです。

 

アンコンシャス・バイアス デトックスワークショップは、まさに、そうした状況を打破し、心の奥底に眠る「ほんとうの言葉」を掘り起こすための特別な時間です。それは、羅針盤を持たずに大海原を航海するのではなく、自分の内なる直感をレーダーにして、宝の地図を解読していくような、ワクワクする冒険です。

 

「ほんとうの言葉」を発見することこそ、「私はこれでいい」という確信、揺るぎない自分軸を確立し、未来への希望と勇気を育む源泉になると信じています。そして、「ほんとうの自分」と深く繋がることができた人は、内側から溢れ出すような生命力、創造力、そして他者への温かい眼差しに満ち溢れると確信しています。

 

私たちが目指すのは、一人ひとりが自分らしく輝き、その光で周りの人々をも照らし出す、そんな温かい繋がりで満ちた世界です。
変化の激しいAI時代だからこそ、他者との比較や情報過多に惑わされることなく、自分らしさという羅針盤を見失わずに進むことが、これまで以上に重要になってきます。そのための道しるべとなる「ほんとうの言葉」の発掘は、ますますその重要性を増していくからこそ、本ワークショップの存在意義はますます重要になることでしょう。

 

さて、2025年は、このアンコンシャス・バイアス デトックスワークショップを、これまでとは少し違う形でお届けしたいと考えています。
より深く、より実践的な学びを提供できるよう、現在、内容を検討中です。


このワークショップにご参加いただいたことがある方はもちろん、興味をお持ちの方も、ぜひ忌憚のないご意見やアイディアをお聞かせいただけないでしょうか?
皆様の声が、これからのワークショップをさらに進化させるための、何よりの力となります。
ご意見・ご感想がございましたら、ぜひこのメールへの返信やおひとりずつ繋がっているSNS等でお寄せください。

 

 

2025年が、皆様にとって、心からの言葉で自分らしく輝く、素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

こちらのページも今年リニューアル予定です!

チラシチラシ

中学生の心に響いた「思い込みのワナ」—コミュニケーションを考える講演レポート

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2024年12月24日(火)

こんにちは。株式会社リソースフル代表の中田明子です。
先日、浜松市内の中学校で「思い込みのワナ 〜私たちの心と言葉〜」というテーマで講演をさせていただきました。

 

 

講演後、先生から以下のような温かいメッセージをいただきました。

 

生徒の感想が、本当に素晴らしくて、読みながら涙がとまりませんでした。
あたらめて中田先生にお話ししていただいてよかったと感じています。

 

感想の裏にある普段の様子を一人ひとりを中田先生にお伝えしたいのですが、
子供たちの心に残るものは大きかったです。

 

本当にありがとうございました。

 

このお言葉をいただき、今回の講演が中学生の皆さんの心に何らかの「種」を蒔く機会になったことを嬉しく思います。

 


多感な時期を過ごす中学生にとって、「思い込み」は思考や行動、そしてコミュニケーションに大きな影響を与える要素の一つです。
この講演では、生徒の皆さんと共に「思い込み」について考え、より良いコミュニケーションを育むためのヒントを探ることを目的としました。

 

 

講演では、以下の点を中心にお話しました。

 

  • ・無意識のうちに抱いている「思い込み」が、自分や周りの人との関係に与える影響
  • ・「普通は〜」「当たり前」といった言葉に潜む”ワナ”
  • ・言葉の使い方一つで、相手への伝わり方が大きく変わること
  • ・自分の気持ちを大切にし、適切な方法で表現する大切さ
  • ・多様な価値観を認め、尊重し合うとはどういうことか


具体的な事例を交えながら、生徒の皆さんと双方向のやり取りを意識して進めました。

 

 

講演後、生徒さんたちからは様々な感想が寄せられました。以下はその一部です。

 

「自分自身で何かを決めることが、とても大切なことだと知ることができました。『こうあるべきだ』と心の中で決めつけることは自分を苦しめることにつながってしまうのだと思いました。これからは自分自身を大切にしていこうと思います。」(3年生)

 

「『普通は〜』と考えることが“普通”だったのでハッとさせられました。ネガティブに考えるのではなく、『〜をしたい』といった希望の言葉に変え、自分が生きやすい思考や生活をしていきたいです。」(3年生)

 

「私は、妹がいて親に『お姉ちゃんだから』と言われたりします。でも、何事にも正解が存在しているわけではないということがわかって少し安心しました。これからは、自分の気持ちに素直になるように生活しようと思いました。」(2年生)

 

「私は今日の明子先生の話を聞く前までは、とにかく、まわりに合わせて言われたことは全てやって、お願いされたら断われなかったのですが、今日の話を聞いて、まわりに合わせるときも大切だけどしっかり自分の意見も言うことが大切だと分かりました。」(2年生)

 

「人は言葉で思い込みを押し付けてしまうことや、思い込みをおしつけられることがあると思います。ですが時代によって人の考えが変わりつつあります。言ってしまえば誰かを傷つけてしまう、言われないだけで誰かを傷つけていることにこの講話を聞いて気づかされました。」(3年生)

 

「私は人に流されてしまうことがあり、誰かに「○○は○○だ」と決めつけられたように言われてしまうと、それが自分の中で当たり前になってしまっていました。自分のことを自分で傷つけてしっかり責めてしまうことがあったけれど、今日の話で気持ちが良くなり、自分の意見をもつことの大切さを知ることができました。」(1年生)

 

「周りの人から聞いたり、自分が勝手に思い込んでいるだけで、自分の生きている世界はもっと広くて、自由ということが分かり、もっと言葉の裏をしっかり確かめたいと思いました。」(2年生)

 

 

いただいたご感想を通して、生徒さんたちが「思い込み」やコミュニケーションについて、それぞれの視点から気づきを得てくれたことが分かりました。

 

 

言葉の使い方は大切です。なぜなら、私たちが使う言葉は、相手に何かを伝えるだけでなく、時に相手だけでなく自分自身をも無意識のうちに制限してしまうことがあるからです。
逆に言えば、使う言葉を意識することで、心も明るくなり、前向きな思考や行動につながる可能性を秘めているのです。


今後も、言葉が持つ力、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)、そしてそれらがコミュニケーションに与える影響というテーマを探求し、研修やワークショップなどを通して、より多くの方々と学びを深めていきたいと考えています。

 

061206中郡中学校保健委員会①

 

 


「思い込みのワナ 私たちの心と言葉」は、中学生をはじめ、教職員、保護者、企業研修など、様々な対象に合わせて内容を調整可能です。

コミュニケーションに関するテーマでの講演も承っております。

 

講演テーマ例
思い込みのワナ 私たちの心と言葉(中学生向け)
言葉の力とコミュニケーション(教職員・保護者向け)
アンコンシャス・バイアスと組織の活性化(企業研修向け)


講演時間:ご要望に応じて調整可能です。
料金:別途ご相談ください。


研修・講演のご依頼、お問い合わせはお気軽にご連絡ください。

 

お問い合わせ

 

 

年末年始休業(12/30~1/5)のお知らせ

カテゴリ: 新着情報 作成日:2024年12月20日(金)

以下の期間を休業とさせていただきます。

 

2024年12月30日(月)~2025年1月5日(日)まで

 

休業中にいただいたお問い合せにつきましては、
1月6日(月)以降に対応させていただきます。

 

12月27日(金)にいただいたお問い合せにつきましても、
1月6日(月)以降に対応させていただく場合がございます。

  

何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

アンコンシャス・バイアス (無意識の思い込み) デトックス ワークショップ開催のお知らせ

カテゴリ: 新着情報 作成日:2024年11月30日(土)

こんにちは。
株式会社リソースフル 中田明子です。

 

アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)
デトックス ワークショップのお知らせです。

 

まもなくスタートして1年、
おかげさまで毎回満席が続き、これまでに延べ60名の方と素晴らしい出会いに恵まれました。
ありがとうございました!

 

このワークショップは、

無意識の思い込みをデトックスして、より自由に「自分の“これでいいんだ”」を創造する2時間。
自分が大事にしたい価値観を掘り出すゲーム形式のワークです。

 

 

ダイバーシティ(DEI)やチームビルディングなど、こんな目的にご活用ください。

 

これまでのふつう、スタンダードに対する無意識の思い込みに気づき、

イノベーションや価値創造へつなげる思考法を体験したいとき

 

ルーティンの中で、あえて社員の個性を引き出す時間が必要なとき

 

組織内でバイアスのかかった思考が多いな~と思うとき

 

個性が大切にされながら、多様性として調和できる話法やインクルーシブな空気感を体感したいとき

​​

※本ワークショップでは、これが正しい、こう考えるべき…といった、「一般的な正解」の提供は行いません。

参加者が体感し、自分で自身の多様性や自分なりの答えや、解決法を探せるような場と手法を提供します。

 


年内最後は12月20日(金)

10時00分〜(残席3名)

お早めにお申し込みください☺️
ご参加をおまちしています!

 

お申し込みはこちら

 

【これまでのご参加者のご感想】


📝 「2時間での変化に驚き!」
最初はよくわからなかったけど、最後にワークで作った文章にグッときました。自分の中で何かが変わるのを実感しました


📝 「言い換え」でスッキリ!
気持ちが軽くなるだけでなく、周囲と摩擦が起きない生き方ができると実感。この"府落ち感"に大満足でした!


📝 「涙が止まらない感動体験」
書き換えを通じて、自分の根底にある価値観に気づきました。あの時の自分が癒されたような気がして涙があふれました


📝 「固定観念に気づいて楽に!」
世間の「普通」にとらわれていた自分がいたことに気づき、「これでいいんだ」と思えるようになりました。心が楽になりました


👶「奥さんとのケンカの理由が分かった!」(笑)
日常の関係性にも新しい発見がたくさんあります

 

2024年のしめくくりとして組織のバイアスを点検しませんか?

1月はお休み期間をいただき、2月からはリニューアル予定です。
今後、価格改定や実施形態の変更をする可能性もございます。

ご関心お寄せいただいている方は、ぜひ年内最後の機会をご活用ください。

 

お申し込みはこちら

 

【浜松市主催】 Doer Tribe Hamamatsuで講演いたします

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2024年10月07日(月)

こんにちは。
株式会社リソースフル 中田明子です。

 

学生向けアントレプレナーシップ 醸成コミュニティ

Doer Tribe Hamamatsuにて講演いたします。

 

テーマは「無意識の思い込みとイノベーション」。

 

アンコンシャス・バイアスが「変革やイノベーションの障害」になる・・

という当たり前の視点だけでなく、

 

バイアスそのものが創造性を生む、

という視点をこれからの時代を切り拓く起業家候補の皆さまへお伝えしたいと思います。

 

日 時:2024.11.20(水) 18:30~20:00
参加費:無料
主 催:浜松市
運営受託者:Co-startup Space & Space FUSE(浜松いわた信用金庫)

 

<こんな学生*におすすめ>
・アンコンシャス・バイアスについて学びたい
・起業に興味がある
・社会で活躍できる人材になりたい
・自己成長や意識改革に興味がある
・イノベーションを起こしたいと考えている
*浜松市内及び近隣の大学(院)生、専門学校生、高校生が対象となります。

 

詳細はこちら

 

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