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お知らせ

【とやま中小企業人材育成カレッジ】講師を担当いたしました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2023年09月27日(水)

こんにちは

株式会社リソースフル 中田明子です。

 

「何てことだ! 

 ビジョンも目的も分からずに仕事をする、

 部下の苦しさが嫌というほどわかった!!」

 

研修中、沢山の歓声や悲鳴が上がりました。

 

先の言葉は、演習終了後、

部長のポジションにいらっしゃる方の悲痛な叫びです。

 

 

 

9月21日、昨年に引き続き、

「とやま中小企業人材育成カレッジ」の講師をご依頼いただきました。

 

この事業は富山県の委託を受け、

新時代の働き方・組織・リーダーシップを身につけるために

県内中小企業経営者や従業員の人材育成を行う公開講座です。

 

私が担当したのは経営リーダー向け長期コースのうち

「経営実務/VUCA時代に結果を出すチームビルディング術」

 

 

講座では、ダイバーシティ(多様性)推進にあたって

必要なチーム作りの3つの視点をお伝えいたしました。


3つの視点とは、「人材力」「組織力」「関係力」のこと。

 

 

チームビルディングにおいて常にたちかえる3つの視点を手に入れることで

職場で発生している問題・課題に対する打ち手がわかる様になります。


また、チームが上手くいっている場合も

「なぜ上手くいっているのか」がわかる様になるため、

良い状態を維持し、さらに良い状態へ導くことができるリーダーに成長します。

 

 

今回は6時間×2日の集中講座。

その中で合計7個のビジネスゲームや演習を行いました。

 

それぞれのゲーム・演習の目的は以下の通りです。

 

  • 【人材力、組織力、関係力】3つの視点の理解と体感
  • 【人材力、組織力、関係力】3つの視点で課題を捉える練習
    【人材力】メンバー一人一人の違いを体感
    【人材力】自分の強みを意識する体験
    【組織力】目的やビジョンの大切さを痛感
    【関係力】価値観の違い、相手を尊重するとはどういうことかを理解

 

 

ゲームに夢中になる=「素」の自分が出る

ということ。


日々、無意識に仕事をしている時の

ご自分の状況を省みる機会となりました。

 

 

ぜひ今回の学びを経て、

新時代のリーダーとしてご活躍いただきたいと思います!

 

teambuilding

 

 

【公開講座】福井市にてアンコンシャス・バイアス講座に登壇しました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2023年09月25日(月)

こんにちは

株式会社リソースフル 中田明子です。

 

公益財団法人ふくい女性財団主催の公開講座に登壇いたしました。

今回は「体験型」。

ご自身のアンコンシャス・バイアスを発見できる機会をお届けしました。

 

ご感想や当日の様子についてご紹介いたします。

 

【募集内容】

<体験型>アンコンシャスバイアス~無意識の偏見を考える~

 

 アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み・偏見)を知っていますか?
アンコンシャスバイアスは、誰にでもあるもので、あることそのものが悪いわけではありません。

問題なのは、気づかないうちに、「決めつけ」たり、「押しつけ」たりしてしまうことなのです。

アンコンシャスバイアスがある、ということを意識し行動することで、よりよい職場や社会の実現に近づきます。

体験ゲームで、身近な事例を知り、自分の生活に活かしていきましょう。

 

【日時】
令和5年9月23日(土・祝)  13:30~15:00

【申込〆切】

9/16 定員になり次第、締め切り。

【講師】
株式会社リソースフル 代表取締役 中田明子氏

【会場】
福井県生活学習館(ユー・アイふくい)

【対象】
県内に在住または在勤の方
(性別問わず)

【定員】
30名

【受講料】
無料

【内容】
◇アンコンシャス・バイアス体験ゲーム

◇学校、家庭、職場での身近な事例

◇アンコンシャス・バイアスとの向き合い方

 

 詳細はこちら

(ふくい女性財団ホームページへ)

 

福井市アンコンシャスバイアス公開講座チラシ

 

 

【受講者ご感想】

  • ・ ワークショップを通して、同じことに接していても人によって感じ方が違うことに、なるほどなあと実感しまし た。
    ・ 体験型であることが良かった。子どもを持つ女性の立場の話は共感しづらい。
    ・ アンコンシャスバイアスについて理解が深まった。ワークを通して様々な意見があることが分かった。
    ・ 自分の考え方の癖を改めて知りました。
    ・ あっという間の時間でした。体験型でしっかり体に入ってくる感じがしました。HPにもアクセスしてみようと思 います。
    ・ 自分にはない見方を知ることができた。
    ・ なんとなく理解できていたことを再確認できた。
    ・ 「人によって見え方が違う」のが体験ワークを通してわかりやすく実感できました。最後の質問コーナーの同僚との付き合い方も参考になりました。
    ・ 違う考え方(視点)を知りました。
    ・ 新しい気付きが、あまりなかった。
    ・ 楽しい時間を過ごせました。興味深い内容でした。ただ、興味があるからこそ、もっと時間があってさらに深 められると良いなという感想です。
    ・ 最初にワーク、最後にデータからのお話だったので良かったです。意識の高い方がたくさん参加されていて、良い刺激になりました。
    ・ 自分の立場に置き換えて、難しいこともあるなと思いました。
    ・ 当たり前と思っていたことが、当たり前ではないということが分かった。
    ・ 分かりやすかった。グループワークがおもしろかった。
    ・ もっと講座でワーク形式を増やして欲しい。
    ・ 色々な意見があることは理解していたつもりだったが、体験を通してより理解ができたと思う。
    ・ 当たり前や考え方が違うというのを身をもって体験できた。
    ・ グループワークは、意見の違いが如実に出ておもしろかったです。交差利きなので、利き手の話の時に、勝手に少数派の気持ちを味わっていました。
    ・ 分かりやすかった。グループワークがおもしろかった。

ご受講の9割の皆様に「満足」「おおむね満足」のご評価をいただきました。

 

 

【主催者様講座報告より(抜粋)】

  • 人は、生きてきた環境やこれまでの経験によって形成された知識により、考え方が決まるため、個々にいろんな考え方があることを、グループワークによって体感しました。
    物語の5人の登場人物について順位付けすることで、人によって感じ方が違い、様々な考え方や意識があることを実感し、他人の考え方を聞くことで、自分が持っているアンコンシャスバイアスに気付くことができました。
    はじめに、個人でじっくりストーリーを読み込み、5人の順位付けをしました。その後、グループごとに個人の意見からグループの意見を導き出す段階では、いろんな立場からのいろんな意見が見られ、いろんな意見を共有しました。
    参加者からは、「“人によって見え方が違う”ことが体験ワークを通してわかりやすく実感できた」「自分の考え方の癖を改めて知った」など、アンコンシャスバイアスについて理解が深まったとの感想がありました。
    最後に、中田先生が、幸せを邪魔する「当たり前」をあげてくださいました。
    「~すると~だと思われる」
    「昔から~だと決まっている」
    「みんなと同じようにしていないといけない」
    「もういい年だから今更変えることはできない」
    自分の当たり前を見直すことで、潜在的な偏見を取り除いてみてください。
    ~個人の中にある当たり前は、グループ(社会)の中では当たり前でない~

 

 

***

ありがとうございました。

ご受講の皆様の「明るい未来」を願っております!

 

 

夏季休業のお知らせ

カテゴリ: 新着情報 作成日:2023年08月03日(木)

平素は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
弊社では、誠に勝手ながら下記日程を夏季休業とさせていただきます。

 

■夏季休業期間
2023年8月10日(木) ~ 8月17日(木)

 

休業期間中にいただいたお問合せについては、営業開始日以降に順次回答させていただきます。
大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解の程お願い申し上げます。

ラジオ番組「お元気ですか?HIRO’S CAFE」に出演しました

カテゴリ: 新着情報 作成日:2023年07月11日(火)

こんにちは
株式会社リソースフル 中田明子です。

 

先日、地元のラジオ局K-MIXの老舗番組「お元気ですか?HIRO’S CAFE」に出演いたしました。

HIRO’S CAFEは、2009年から続いている番組。

静岡県知事や浜松市長、スズキ株式会社リソースフルの鈴木修会長など、

地元の政界・経済界をはじめとした錚々たる方がゲスト出演しています。

 

先輩たちの青春トークに「時代を変える(Change)カギ」があるとして、

出演者の語りを通してリスナーへ「未来を拓く元気・勇気」を送り地域を活性させる趣旨の番組です。

 

 

はじめてのラジオ出演にとても緊張いたしましたが

パーソナリティの村松尋代 さんは母校の先輩でもあり、数少ない地元女性経営者の先輩。

応援していただき、お話が盛り上がる楽しい時間でした。

 

なぜ会社を立ち上げたのか?

どんな研修をするのか?

大切にしている考えは?

思い出のヒットソングは?

 

など、よろしければお聞きください。

 

◆放送局/K-MIX 静岡エフエム放送

◆放送日時/7月16日(日) 午前8時30分~55分

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【静岡県立浜松大平台高校】コミュニケーション講座をお届けしました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2023年06月23日(金)

こんにちは
株式会社リソースフル 中田明子です。 
 
6月16日、静岡県立浜松大平台高校でコミュニケーション講座を実施しました。

参加者は高校1年生約160人。

入学から3ヶ月、学校生活にも慣れてきたタイミングですね。

 

生徒さんは普段、

 

・初対面の人との会話がうまく続けることができない。
・友達が悩み、相談してきた時、良い言葉を返すことができない。
・喧嘩をしたときにどう声掛けをすればよいかわからない。

 

この様なコミュニケーションに関するお悩みを持っている様でした。

 

 

 

今回、事前に先生からいただいていたリクエストは

 

「自分と他人の思考は異なることを理解し
 円滑に思いを伝えあうことのできる
 コミュニケーション方法を学んでほしい」

 
というもの。

 

自分と他人の違いを理解できることは、

リソースフルな組織作りの一丁目一番地ですね。

  

今回も、生徒自ら気づくことができる「体験から学ぶ」講座です。

最後には、具体的なコミュニケーションスキル(=「必殺技」)にもチャレンジしていただきました。

 

 

まず、「体験から学ぶ」ために行ったこと。

 

1.言葉の捉え方
2.ものの見え方
3.大切だと思うこと


これらが「自分と他人では異なること」を実感できる実験を行いました。

 

そして、私からの大切なメッセージは

その違いは「間違い」ではないということ。

 

 

これまで受講生と関わる中で

 

人と比べて自信を失ってしまったり

意見が異なる人を攻撃してしまったり

まわりに合わせて「正しく」行動しようとする

 

傾向を感じていましたので、少しでも苦しさが和らげばいいなと願ってのことです。

 

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▲まずはリラックス!

 

 

 

私たちが持つアンコンシャス・バイアスには以下の様なものがあります。

 

  1. 「変化・新しいもの」は「敵」だと感じる現状維持バイアス

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  1. 自分の集団内にいると感じた相手をひいきし、集団外にいる人を差別する内集団バイアス 

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どちらも私たちの生存本能です。

 

こういった自動的な反応に自分の判断を委ねてしまうのか

「そういうものだ」と俯瞰して自分の言動を選択できるか

 

得られる結果は大きく変わります。

 

すぐにできるわけではありませんが、まずは「知る」ことがスタートです。

受講するみなさまの日々がもっと楽しくなる「知る」を今後もお届けしてまいります。

 

 

(いただいたご感想一部)

  • ・3つの実験から言葉受け止め方、見え方、何を大切に思っているかは人それぞれ違うということが改めて知ることができた。
    ・見た目や言動、考え方の違いは間違いではないことを知り、今後は自分自身の考え方を改めたい。
    ・新しく高校生活が始まり、初対面の人が多くどう会話をしたらよいかわからなかったが、今回の講座でコミュニケーションのとりかたや良い関係でいるための技を知ることができた。
  • ・必殺技「良いうわさを流す」を実践し、コミュニケーションをうまくとれるようにしていきたい。

 

終始、笑顔で生き生きと話す生徒さんたちが見られて楽しい時間でした。
ありがとうございました。

 

【プレスリリース】徳島県公式YouTubeでアンコンシャス・バイアス」教材動画が公開されました

カテゴリ: 新着情報 作成日:2023年06月01日(木)

個性と能力を開花させるダイバーシティ推進の必須スキル。

 

【無意識の偏見「アンコンシャス・バイアス」がわかる教材動画

 徳島県公式 YouTube で公開】

 

「進路選択編」「組織・家庭役割編」「組織リーダー編」の 3 バージョン

アンコンシャス・バイアス経験者である人材育成/組織開発のプロが制作・解説。

写真  写真

 

 

オリジナルプログラムによる「アンコンシャス・バイアス教育」起点の組織変革をミッションに掲げる株式会社リソースフル(代表:中田明子)と徳島県未来創生文化部 男女参画・人権課により共同制作された動画教材「アンコンシャス・バイアスを考える」が 2023 年 5 月 17 日(水)に徳島県 YouTube チャンネルで公開されました。

 

 

徳島県ホームページ 『アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)に関する啓発動画について』 https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/kurashi/jinken/7216414/

 

 

■「若いのにしっかりしている」「帰国子女は英語が得意」は“無意識の偏見”!?

ジェンダー、会社組織、家庭内など様々な場面で発生する【無意識の偏見・感じ方の癖】 アンコンシャス・バイアス。

ダイバーシティ推進、組織のマネジメントに欠かせないテー マとして注目され、近年は大手企業の研修で積極的に取り上げられています。

「○○だから ××だろう」と感じる事自体はよくある事ですが、ケースによっては「励ますつもりが逆 効果」「言葉の裏の価値観で相手を傷つる」などの無意識の NG 行動を起し、「ベ ーション低下離職」「選択まり」など人材活用のロスにがるリスがあります。

動画では「進路選択編」「組織・家庭役割編」「組織リー゙ー」の 3 バージョンを公開。

 

○アンコンシャス・バイアスが起こりやすいシチュエーション

○なぜアンコンシャス・バイアスが起こるのか?(心理・本能などのメカニズム)

○解決策・向き合い方

 

構成でアンコンシャス・バイアスをげ、管理職さま路選択向き合 学校業などで幅広ご活用頂ける内となってります。

 

 

■「アンコンシャス・バイアス」チェックリスト無料で配信中。

リソースフル HP では「アンコンシャス・バイアスチェッリスト(アンコンシャス・バ イアス診断)」を無料配信中。

令和5の文部科学省事業にいて採用され、研修や講演 ご依頼いた人様のみにご提供していたチェッリストを特別に公開してります。

動画教材「アンコンシャス・バイアスを考える」とせてお試しください。

 

※2023年12月変更:教育・研修導入ご検討用にサンプルを配布しています。

内容はすべてご覧いただけます)

 

図1

 

【YouTube 動画「アンコンシャス・バイアスを考える」概要

路選択編

https://www.youtube.com/watch?v=GcPxh3LbABs

<活用例>
○進路選択と人権の業(対象:中生)

<アンコンシャス・バイアス例>

・「帰国子女は英語が意」「動部だから根性がある」という思い込み

人の「りたい!」といういではなく、男性向け/女性向けの進を無意識に選択

 

 

組織・家庭役割編

https://www.youtube.com/watch?v=-HKIoFfPH3E

<活用例>
代、ご夫婦などの家庭
○男
の推進 ○人権教育ミナー、男女共同参画にまつ市⺠講座 <アンコンシャス・バイアス例> ・「の方がいでいる」「男は大黑柱」などの言葉 ・なら義理の面を見る、家事育は女役割、という決め

 

 

組織リー゙ー

https://www.youtube.com/watch?v=tF9Ucfqh9dI

<活用例>
○企業・自体研修
新任管理職向け
<
アンコンシャス・バイアス例> ・「い女がくと、お客様に喜ばれる」「女笑顔はいい」などの言葉 ・独身者ばかり業を頼む人の確認を取らずに育中の社配置を変える

 

■講師はアンコンシャス・バイアス経験者で人材育成/組織開発のプロ・中田明子。

動画の制作・解説は人材育会社・株式会社リソースフル代表の中田明子(なかた あきこ)。日自動マハ発動グループ、地元信用金庫など全国の企業・自体研修での 研修・講演多数筑波学卒地元静岡県の大手鉄道会社に第二期性総合職とし て社。以後 18 間総合職務め在職中に結婚し 3 出産職時代は全 国出張で1万上にプレゼ型営業を実施1週間分契約わず1時間で達成 するなど手を発する。出産後が1を取るなど両立奮闘するも、男場で「育中の女にはハード事は無」というアンコンシャス・バイアス (無意識の思い込み)が自り、疲弊した経験つ。 年にりアンコンシャス・ バイアスと向き合った経験から、ダイバーシティ推進・女リーダー育のたのアンコ ンシャス・バイアス教育をとした人材育・組織開発に尽力しい識を着けとによって「思い込みをし、動する」をしする。

 

 

【株式会社リソースフル SNS

[企業 HP]

https://resourceful100.jp/

[Facebook]

https://www.facebook.com/Resourceful100/

 

【会社概要

会社: 株式会社リソースフル

代表:中田明子

東京所所在地:東京都央区橋兜町 17 2 号 兜町6 葉山ビル 4F

(社:静岡浜松)

TEL: 03-6271-5784

業の電話お断りいたします。

事業内:アンコンシャス・バイアス教育[研修・講演・教材制作]

人材開発[研修・コーチング]

組織開発[チームビディング]

コラム:チーム作りに「相互理解」はいらない

カテゴリ: 代表コラム 作成日:2023年05月23日(火)

こんにちは 株式会社リソースフルの中田明子です。

 

今日はオンラインで国立女性会館の男女共同参画に関するパネルディスカッションに視聴参加しました。

3人のパネラーの中に、地元、浜松市部長のお姿も。

「生理の貧困」や市役所職員の生理休暇の取りやすさへの取組みなど、浜松市の「リプロダクティブ・ヘルス」(=性と生殖に関する健康と権利)事業について、大変興味深く拝聴いたしました。

 

ここで気になったのが、浜松市の発表に対する参加者からの意見です。

 

要約すると、
「生理について、男性と話し合っても理解は期待できない。規則を作るべき」
ということでした。

 

確かに、生理に関する体調不良など、男性には本当に理解することは難しいでしょう。

 

もっと言うと、女性同士であっても個人差があるので、生理痛が軽い人は重い人の本当の辛さは理解できません。

 

更に言うと、家族であっても友人であっても、自分のことでさえも「本当に理解する」なんて無理なことだと感じています。
(「相手のことを完全に理解している」と思っている方が危険ですよね)

 

では、どうせ出来ないのだから、「本当に理解し合うこと」を目指して学んだり、話し合ったりすることは無駄なことなのでしょうか?
規則を作れば、その組織は上手く行くのでしょうか?

 

 

勿論そうではありません。

 

学んだり、話し合ったりすることの意味、それは

「自分には理解出来ていないことがある」

ということを「知る」ためだと私は考えます。

 

 

生理痛など、女性特有の辛さは勿論、男性特有の大変さもあるでしょう。
育児中、障がい、持病など、一人一人の状況に応じた、様々な問題もあることでしょう。

性別や国籍や職種や年齢・・多様な人々が組織でまとまるために、全員が「理解し合う」ことはかなり難しいと感じます。

 

それでも、

「自分には理解できないけれど、こういう問題を抱えている人がいる」
と「知る」機会が増えると、

 

「自分は気づいていないだけで、相手は何か問題を抱えているかもしれない」
と、相手の背景に思いを馳せる姿勢が段々と身についていきます。

 

 

これは、いわゆる「思いやり」とも違います。
「あの人は〇〇だから△△してあげよう」
というのは、相手のことを分かっている、こうして欲しいはずだ、という決めつけでもあります。

 

(いわゆる「育児中の女性に重要な仕事を任せない」問題と同じです。)

 

 

「相手の背景に思いを馳せる」というのは、

「自分は相手のことを全て理解しているわけではない」

という大前提があるので、相手のことを知ろう、話を聴こうという行動に繋がります。

 

これが、ダイバーシティ・チームビルディングには最も重要な視点です。

 

 

「本当に理解し合えているわけではないけれど、常に、相手の背景に思いを馳せられている状態」

この状態がメンバーの「基本姿勢」となれば、気づかずに誰かの問題を見過ごしたり、決めつけによって見当違いの「親切」を振りかざすことが随分減るのではないでしょうか。

 

だから、チーム作りに本当に必要なのは「相互理解」ではありません。

必要なのは、「相互理解」ではなく、「理解しようとする姿勢」ですね!

 

 

私もこうしてアンコンシャス・バイアスや組織作りについて教えたりしていますが、「本当に理解している」と思ったら最後です。

 

世の中分からないことだらけ。

だからこそ、常に相手の話に耳を傾けたり、学び続けたりしていきたいと感じています。

アンコンシャス・バイアス チェックリスト30を公開します

カテゴリ: 新着情報 作成日:2023年04月03日(月)

こんにちは 株式会社リソースフルの中田明子です。

 

これまで、研修や講演のご依頼を頂いた法人様のみにご提供していた

アンコンシャス・バイアス チェックリスト30

について、当社ホームページからサンプルをダウンロードできる様になりました。

(内容はすべてご覧いただけます)

 

右上のボタン、または下記リンクよりお申込み頂けます。

 

チェックリストご請求はこちら

 

職場や暮らしの中の「ちょっとした思い込み」に気付ける様になっています
ご自身での確認や、研修教材としてご検討ください。

(※組織内での教育に使用される場合は別途ご申請ください)

 

 

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▲裏面には簡易診断がついています。

 

 

文部科学省委託事業 コーチング教材が公開されました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2023年03月27日(月)

こんにちは
株式会社リソースフル 中田明子です。 

 

3年間携わっておりました「アダプティブ・ラーニング教授法習得研修」の教材が公開されました。
(令和 4 年度 文部科学省委託事業 職業実践専門課程等を通じた専修学校の質保証・向上の推進)

 

この教材は、ICTツールを活用したアダプティブ・ラーニング習得を目指す専門学校教員向けの研修教材です。


私はコーチングに関する専門家としてコミュニケーション部分を担当。
成績下位層の生徒へ教員がどう関わり、声がけを行うかという「勇気づけコミュニケーション」研修を制作致しました。

 

勇気づけの考え方やコーチングの基本、アンコンシャス・バイアスなどについて動画と研修資料がで公開されております。
ぜひお役立てください。

 

動画はこちら

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テキストはこちら

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【浜松航空自衛隊】「指導力」を向上させるコーチング研修とは

カテゴリ: 実績・お客様の声 作成日:2023年03月03日(金)

こんにちは

株式会社リソースフル 中田明子です。 

 

本日は静岡県浜松市の航空自衛隊様からご依頼を頂き、
コーチング研修を実施してまいりました。

 

目的は、パイロットを育成する教官の皆様の
「指導力を上げる」こと。

 

今回、自衛隊組織の中で

「指導力」を上げるにはどうしたらいいか?

ということを考えた結果、


シチュエーションや相手に応じて
「指示」と「対話」の使い分けが出来ること

 

という定義にて行いました。

 

緊急事態で指示をする時なのか?
自力で正解に辿り着く様、導く時なのか?

 

つまり、ティーチングとコーチングの「使い分け」

が本日ならではのポイントでした。

 

まず、使い分けるためには
どちらも出来ないといけません。

まずは、コーチング基本トレーニングから実施。

 

「聴く」「質問する」「認める
コーチングの3大スキルから始めて
実際の指導シミュレーションまで、
みっちりとやらせて頂きました!! 

 

ご受講された皆さんはとても熱心で、
一つ理解される度に本当に晴れやかなお顔。

 

最後の演習では私が用意した
「正解」以上の答えにチームで辿り着かれ、
とても感動致しました。

 

 

ブルーインパルスの航空ショーで有名な
パイロットを育成される皆様へ

研修をお届けできる機会を頂きとても光栄でした。

 

これから空に飛行訓練を見つける度、
愛しい気持ちになりそうです!

 

 

 

ちなみに本日は「教官」のトレーニングでしたが、
つい先日までは3年に渡り専門学校の先生向けの
「生徒の勇気づけコミュニケーション」
研修作りに携わっていました。

 

その時にも感じたのですが
「専門知識」は十分でも
対話力(コーチングスキル)」
を学んでいない方がほとんど。

 

ですから、「伸びしろ」がすごくあって、
関心・意欲が高い先生はすぐに吸収されていきます。

 

この、伸びしろを伸ばしていくのに関わりたい・・
と強く思います!

 

 

というのも、最近友人のお子さんの学校で、
部活で厳しく怒鳴られて不登校になってしまった
という話を伺ったり、

 

娘の授業参観で先生のフィードバックに
物足りなさを感じたり・・.と、
残念なことが続いておりました。

 

先生が忙し過ぎて・・
みたいな話はよく聞きますが、
もっと先生方が指導力、対話力を上げるのに
何かお役に立てる機会があれば・・

 

と思う、

今日この頃です。

 

 

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