【静岡県立浜松大平台高校】コミュニケーション講座をお届けしました
こんにちは
株式会社リソースフル 中田明子です。
6月16日、静岡県立浜松大平台高校でコミュニケーション講座を実施しました。
参加者は高校1年生約160人。
入学から3ヶ月、学校生活にも慣れてきたタイミングですね。
生徒さんは普段、
・初対面の人との会話がうまく続けることができない。
・友達が悩み、相談してきた時、良い言葉を返すことができない。
・喧嘩をしたときにどう声掛けをすればよいかわからない。
この様なコミュニケーションに関するお悩みを持っている様でした。
今回、事前に先生からいただいていたリクエストは
「自分と他人の思考は異なることを理解し
円滑に思いを伝えあうことのできる
コミュニケーション方法を学んでほしい」
というもの。
自分と他人の違いを理解できることは、
リソースフルな組織作りの一丁目一番地ですね。
今回も、生徒自ら気づくことができる「体験から学ぶ」講座です。
最後には、具体的なコミュニケーションスキル(=「必殺技」)にもチャレンジしていただきました。
まず、「体験から学ぶ」ために行ったこと。
1.言葉の捉え方
2.ものの見え方
3.大切だと思うこと
これらが「自分と他人では異なること」を実感できる実験を行いました。
そして、私からの大切なメッセージは
その違いは「間違い」ではないということ。
これまで受講生と関わる中で
人と比べて自信を失ってしまったり
意見が異なる人を攻撃してしまったり
まわりに合わせて「正しく」行動しようとする
傾向を感じていましたので、少しでも苦しさが和らげばいいなと願ってのことです。
▲まずはリラックス!
私たちが持つアンコンシャス・バイアスには以下の様なものがあります。
- 「変化・新しいもの」は「敵」だと感じる現状維持バイアス
- 自分の集団内にいると感じた相手をひいきし、集団外にいる人を差別する内集団バイアス
どちらも私たちの生存本能です。
こういった自動的な反応に自分の判断を委ねてしまうのか
「そういうものだ」と俯瞰して自分の言動を選択できるか
得られる結果は大きく変わります。
すぐにできるわけではありませんが、まずは「知る」ことがスタートです。
受講するみなさまの日々がもっと楽しくなる「知る」を今後もお届けしてまいります。
(いただいたご感想一部)
- ・3つの実験から言葉受け止め方、見え方、何を大切に思っているかは人それぞれ違うということが改めて知ることができた。
・見た目や言動、考え方の違いは間違いではないことを知り、今後は自分自身の考え方を改めたい。
・新しく高校生活が始まり、初対面の人が多くどう会話をしたらよいかわからなかったが、今回の講座でコミュニケーションのとりかたや良い関係でいるための技を知ることができた。 - ・必殺技「良いうわさを流す」を実践し、コミュニケーションをうまくとれるようにしていきたい。
終始、笑顔で生き生きと話す生徒さんたちが見られて楽しい時間でした。
ありがとうございました。