「働き方改革」サイボウズ青野社長の講演会に参加しました
こんにちは。
株式会社リソースフル 中田明子です。
今日はとても勉強になった一日。
なかなかタイミング合わずに機会を逃していた
サイボウズ青野社長の講演を聴きに静岡へ。
よく言われていることですが、
「働き方改革」を進める上での大切な3つの切り口、
・制度(就業規則など)
・ツール(ノートパソコン、クラウド環境など)
・風土(育休とっていいよね、定時で帰っていいよね、と言う雰囲気)
言わずもがな、「風土」が一番大変、かつ大切!
そして、青野社長の言う、
作るべき「4つの風土」とは
- ①理想への共感
いろんな人がいるけど、みんな同じゴールを目指しているよね、と言うこと
- ②多様な個性を重視
それぞれが違う個性を「石垣」でイメージ
それを、均一のブロックとして積もうとするから失敗する
・・・なるほど!
- ③公明正大
嘘をつかない、隠さない。疑心暗鬼に陥ったらアウト!
・・・経験あるある・・・。
- ④自立と議論
自分はどう働きたいのか、どうしたいのか、
と言う自分軸があるかどうか
「明日、何時に会社に来ればいいですか?」は論外!
私がアンコンシャスバイアス研修を通じて
お役に立てるのはここの「風土」作りですね。
他にも、いろいろと共感点、多数。
「社会人」と「会社人」
会社に入ったら「社会人」ではなく、ただの「会社人」
(青野さんの言葉から・・)
「だって、会社の中のことしか知らないでしょ。
社会って、会社・自治体・医療・学校・・・広んだよ。
僕は子育て経験して初めてそれらに関わって「社会人」になれた」
→はい! 私も、育休をとって初めて、
「お肉の値段」「ゴミ回収日」を知りました・・・。
世の中の色々なサービスの消費者になって、初めて「社会人」になれたと思います。
「公平」と「わがまま」「公平」とは・・・
- 「幸福」とは別
- 時として不幸を生む
- 「公平」より「幸福」
ホールケーキを公平に分けるのがいいのか?
お腹が空いた人には沢山、
満腹の人には少なく分けたほうがみんな幸福では?
と言う例でした。
→ 公平(一律)にしておいた方が、きっと楽なんですよね。
でもこれからは、いかに多様な各個人に寄り添っていけるか・・ではないかな?
「わがまま」とは・・・
- 悪ではない
- モチベーションの源泉
- 組織の進化につながる
だって、石垣積んでいくのに、
それぞれみんなが「どんな石の形」しているのか、
黙っていたらわからないでしょ?
「残業したくない」
「在宅勤務したい」
「副業したい」
「週3働きたい」
そんな「わがまま」を言うからこそ、
石の形をわかって積んでいく(チームを作る)ことができるよね!ということ
そして、「働き方」は
経営者がコミットして変えていくべき!
とはいえ・・・・社員側ができることとは?
- 変えるための声を上げる
- 会社を辞める(転職)
- 辞めるつもりで、変えるための声を上げる
とにかく
「自分ごととしてアクションを」
ということではないかなと受け取りました。
「他責」ではなく「自責」
主体的であるべき、はあらゆる所で普遍ですね。
それにしても、
自分の興味関心や使命、的なものに沿って活動してきた結果、
ダイバーシティ、働き方改革、SDGs、男女共同参画
あたりのキーワードに集約されてきています。
最近は静岡市のイベントがとても興味深く
先週はUN Womenの石川雅恵さんの講演にも参加しました。
こういったイベントの行く先々で、
以前一緒にお仕事した方や
私の講座に参加していただいた方など
お久しぶりの方々にお会いするのもとても楽しいものです!
この後、どういう活動をすることで
どんな価値提供をすることができるのか・・・引き続き、
周囲の素晴らしい方々に学びながら、
進んでいこうと思います。