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【ご感想】静岡県森町人権講演会「勘違いリーダーにならない」をテーマに登壇いたしました

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2020年12月06日(日)

こんにちは

株式会社リソースフル 中田明子です。

 

2020年11月27日、静岡県森町教育委員会様のご依頼により「森町人権講演会」に登壇致しました。


男女共同参画について、初歩・入門的な内容でありながら
押さえておくべき重要なポイントをまとめてお伝えしてまいりました。

 

【題目・内容】

「地域・学校リーダーのための男女共同参画入門」
〜 ”勘違いリーダー”にならないために大切なこと〜

 

・「男女共同参画」はもう古い⁈ 大前提のお話
・これもNG⁈  学校・家庭・社会 身近に潜む「差別の芽」
・アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)とは?「良かれと思って」の功罪 
・まず何をするか? リーダーのための行動指針

 

 

今回は人権擁護委員、社会教育委員、民生児童委員、小中学校人権担当、幼稚園長の
50歳代から60歳代、一部70歳代の男女比は半々の方々にご参加頂きました。

 

私自身、小学生・中学生の親であることからも
真の男女共同参画や実現のためには何をすればいいのか
大きな要素であるアンコンシャスバイアスにどう対処すればいいのか


学校や地域でリーダーとしてご活躍の皆様にお伝えしたい!!
と、大変強い気持ちを持ってお話させて頂きました。

 

ご参加の皆様全員から「満足」のご回答と様々な暖かいメッセージを頂きました。
森町の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

【参加者のご感想 一部】

 

・目からうろこの話が多かったです

 

・学校現場に活かせそうな内容が多かったです。
 学校現場に持ち帰って、学校での常識が世間一般の常識と比べてどうなのか考え直してみたい。

 

・男女共同参画はもう古い! その通りだと思いました。
 大切なのは『気づくこと』に気づきました。

 

・説明がとてもわかりやすく、聞き易かったです。 
 自分では気がつかないうちに偏見や思い込みをしていることに改めて気づかされました。

 

・自分は過去で出来ている。自分の常識は他人の非常識であることを学ぶ。

 

・前向きな気持ちになれました。
 コロナでちょっと暗くなっていましたが、できることをしていきたい。

 

・「自分自身にもっと自信をもっていい」ということを
 中田さんから伺い、仕事でこのごろ落ち込んでいましたが、
 前向きに取り組んでいけば良いということがわかりました。
 自己を振り返る良い機会となりました。

 

・男性だから女性だからではなく、誰もが持てる力、得意なことを生かして
 活躍できる職場をこれからも創っていけるよう努力していきたいと思います。

 

・私が考えもしなかった視点での話が沢山あり、発見して気づかされました。

 

 

(ご担当者様よりメッセージ)

先日は、大変素晴らしい講演をありがとうございました。
講演会を開催してもアンケートを書いていただくことはほとんどないため、
今回、終了後に参加者が熱心に記入している姿を拝見し、また、書かれた
感想も、とても前向きなものばかりでしたので、本当に中田様にお願いして
よかったと思っております。
男女共同参画のテーマを超え、さまざまな立場の参加者に向けてわかりや
すくお話していただき、感謝しています。
対象が企業や自治体であればリモート開催が可能かもしれませんが、今回の
ように地域で活躍されている方にとっては、対面でなければむずかしいため、
今回、開催できて本当によかったです。ありがとうございました。

 

(社会教育課長様より)

学校・家庭・社会には多くの差別の芽が潜んでいることや、
誰もが自分の過去の経験や周囲の環境などから、
無意識の偏見・思い込みがあるということに気づき、
参加者それぞれがまず何をすべきか考え、小さな一歩を踏み出すきっかけをいただきました。
おかげをもちまして、満足度の高い大変実り多き講演会となりましたことに感謝申し上げます。

 

 

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森町の皆様、ありがとうございました。

【ご感想】市町人権教育連絡協議会研修(静岡県)

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2020年08月28日(金)

こんにちは 
株式会社リソースフル 中田明子です。
 
8月18日、オンライン会議システムZOOMにて令和2年度市町人権教育連絡協議会研修の講師を務めさせて頂きました。
テーマは「SDGs×アンコンシャスバイアスから考える人権」
静岡県西部の11自治体17名の職員の方にご参加頂きました。

 

研修とあわせて定例会議も余地されていたため、当初は島田市の会場での集合研修を予定していました。
ところが、浜松市で大規模なクラスターが発生したこともあり、コロナウィルス感染防止のために急遽オンライン開催へ変更となりました。

 

ただ、いざオンラインでと言っても全ての自治体がオンライン会議に対応しているわけではなく、「オンライン初体験」の方もいらっしゃるとのこと。
スムーズな研修運営のため、事務局ご担当者様に事前の入念な準備をお願い致しました。

余計なお世話かと思いましたが、多少のご無理をお願いしたのも今後はオンラインでの打ち合わせなどが必須事項と思われたからです。
オンライン未対応の自治体につきましても、これを機会にオンライン研修・会議のご経験をされるのが最も良いとお勧めいたしました。

 

zoom、YouTube配信のいずれが良いか?ということから始まり、事前の接続テスト、ZOOMアカウント、当日サポート、Wi-Fiが繋がる会場への移動、デバイスの確保、ハウリング防止、などなど、ご担当者様のご尽力のおかげで無事に対策を進めることができました。

 

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研修中はそれぞれの参加者の方との会話も行い、ZOOM経験のある職員の方は積極的にチャット機能もお使い頂けました。
 


講演終了後、
「今のところ非常に評判よかったです。ZOOMでこれだけ見やすいのはさすがだと思いました。」

とお声がけいただき、安堵いたしました。
今回は60分という短時間でしたが、これを機にアンコンシャスバイアスやSDGsについて行政職員の方のご理解が進み、各事業推進のお役に立てれば大変光栄です。

 

 
【令和2年度市町人権教育連絡協議会研修】


「SDGs×アンコンシャスバイアスから考える人権」
 
ご感想をご紹介いたします。
 
 大変満足・・・8自治体
 まあ満足・・・2自治体
(10市町村回答)

 
【ご感想】

無意識の偏見があることを自覚することが大切だということがわかりました。
わかりやすい説明で、アンコンシャスバイアスやSDGsへの理解を深めることができました。

 

Zoom開催で不安な点もあったが、話も明瞭に聞き取れ、4月から担当になり分からないことばかりでしたが、内容もよく理解できました。

 

ZOOM研修の特徴をよく理解しており、長所を利用したプレゼンテーションだと思いました。受講者に初心者が多かったことにも配慮をいただき、わかりやすかったと思います。
いわゆるZOOM映え(色彩、文字の大きさ)したスライドやバーチャル背景で、画面を見ての疲労度が抑えられたのではないでしょうか。
アンコンシャスバイアスも多岐にわたることや、SDGsとの関連性など、切り口に新しさがあったことが評価できます。

 

自分は差別なんてしないと思っていても無意識のうちに偏見を持った見方をしていることがわかりました。その意識は自分の周りの人にも影響することもわかりましたので、まずは自分がアンコンシャスバイアスを持っていることに気づき、認めることから始めたいと思いました。

 

初めてのzoom研修でしたが、とてもわかりやすく丁寧に教えていただき感謝しています。中田先生の話し方も聞きやすく、内容についても身近なことが多く自分自身に置き換えて考えることができたため、たくさんの気づきがありました。ありがとうございました。

 

講演内容がとてもわかりやすかった。
また、講演テーマのアンコンシャスバイアスについては、自分自身の関心が高いものであり、今後の業務にもとても参考となったため。

 

今年度から当課へ配属となり、「人権」関係の業務を担当することになった。新任の折に、アンコンシャスバイアスについて、知ることができたことは、大変良いタイミングであったと思う。
「人権」に関わる業務はデリケートな問題が多いため、「自分が感じていること、見えていること、捉えていることは、偏見や先入観があるかもしれない」と心得ておくこは、今後の業務を行っていくうえで、必要なことだと感じている。
一つの物事を、捉え方の違いにより様々な見方ができる、と気が付くことができ新しい発見でもあった。研修でそのことに気が付きことができ、今後の業務に活きてくると感じた。
SDGsも公務員としての前に、一人の人間として意識しておくことが重要だと感じた。

 

「アンコンシャスバイアス」というテーマが、人権だけでなく、仕事や普段の行動すべてにかかわるものであり、非常に考えさせられた。 

 

わかりやすかったです。

 

日頃のアンコンシャスバイアスに気付くことができた。

 

 

今回ご参加いただいた皆様、事務局ご担当者の皆様、ありがとうございました。

 

 

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福井市「アンコンシャスバイアス×SDGs講座」ご感想紹介

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2020年07月26日(日)

こんにちは 

株式会社リソースフル 中田明子です。

 

7月11日、福井市にて「SDGs × アンコンシャスバイアス」テーマの講座を実施してまいりました。

30名定員のところ定員を超える申し込みがあり、40名で締め切ったとのことで、「アンコンシャスバイアス」「SDGs」に対する関心の高さが伺えました。

 

今回は三密を避け、受付でのアルコール消毒とともに、通常の倍の広さの会議室をご用意いただきました。

長机にお一人ずつかけて頂き、全員がマスク着用。

そんな中ではありましたが、皆様大変集中してご参加いただけました。

 

 

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講演終了直後、

「企業研修にぜひ導入したいです」
「うちのアンコンシャスバイアスだらけの役員に聞かせたいです」
「面白かったです!」
と、お声がけいただきありがたかったです。

 

今回、少し計算違いだったのが
「アンコンシャスバイアス聞くの初めて」
という方がほぼ全員だったことです。

「女性リーダーの集まり」とのことで、ご存知の方が多いだろうという私のアンコンシャスバイアスでした。

 

取材にいらしていた地元新聞記者の方も

「アンコンシャスバイアス、データベースみましたが、取り上げたことがなかったです」
とのこと、そして、ご自身がアンコンシャスバイアスに陥った記事を書かない様に気をつけたい旨のご感想を頂き、こうして草の根でお一人ずつに伝えていくことの大切さを改めて感じました。

 

まだまだ知らない方が沢山いる、伝えていかなくては!!!

と心を新たにする機会となりました。

 

 

【男女パートナーシップ推進コース 指導者養成講座】
「アンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)は未来を変える!〜SDGsとの関係を知ろう〜」

 

ご感想の一部をご紹介いたします。

 

【講座内容】

 満足・おおむね満足・・94%
【講師】

 満足・おおむね満足・・・96%

 

【ご感想】

  • アンコンシャスバイアスは啓発的なもの、SDGsは政策的なものだと思っていましたが、どちらも自分自身の幸せにつながるヒントになり、発見だった(30代女性)

  • 職場や家庭・地域で、どうあるべきかというバイアスによく悩んでいるので、力をもらえた。今後なりたい目標があるのでがんばりたい。子育ての学びにもなった。(40代女性)

  • 今自分が悩んでいることや、子どもたちがぶつかっている悩みにドンピシャで、すぐにでも伝えたいと思った。先生のわかりやすい事例を交えたお話は、とても入りやすかった(40代女性)

  • SDGsとの関連を何となく納得できた。個人的にいろいろい考えてしまっていたので、スッキリ晴れやかで気分がよくなりました(50代女性)
  • 思い込みをしやすい性格なので、自分の起源がわかったように思う(40代女性)

  • とても分かりやすく、自分を見つめ直すきっかけになった(40代女性)

  • 楽しく学べた(40代女性)

  • わかりやすく理解できた、気づきがあった(40代女性)

  • アンコンシャスバイアスという言葉を知る機会をもらったこと(50代女性)

  • 興味深く拝聴させていただいた。もう少し時間が長くてもよいくらいだった(50代女性)

  • 短い時間内でわかりやすく話されていたので良かった。(60代女性)
  •  
  • 自分がいかにアンコンシャスバイアスに支配されているか気づかされた。それだけでなくアンコンシャスバイアスから解き放たれる少しの努力(変化・未知に飛び込む)でハッピーになれると知った。よく知らなかったSDGsへの理解が深まった(50代女性)

 

 

今回ご参加いただいた皆様、開催スタッフの皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

導入団体の声:静岡県長泉町教育委員会様

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2020年03月17日(火)

 

長泉

 

静岡県長泉町教育委員会

生涯学習課 課長 髙橋和宏様(右) / 主事補 工藤奈都美様(左)

 

 

ー 「アンコンシャスバイアス」を今年度の講座テーマに選んだきっかけ、理由を教えてください

 

当初、「アンコンシャスバイアス」という言葉を聞いた時はその言葉自体を知らなかったので大変興味を持ちました。

調べたところ男女共同参画推進事業にふさわしい内容であり、是非長泉町民の皆さまにも知っていただきたいと感じた為、今回選ばせていただきました。

今回の講座は、男女共同参画社会の実現に向けて社会環境が大きく変化しているなか、男女の人権を尊重し、男女の固定的な役割分担意識の是正など、意識の浸透・関係改善を図ることを目的としています。

町民の方一人ひとりが、無意識に偏見を持っていることを知り、気づくことで、今よりも心にゆとりを持ちながら仕事や生活ができるようにと考えております。(高橋様)

 

 

ー 受講生の様子やアンケート結果、職員の報告から、どんな効果があったとお感じになりましたか?

参加者の方からはポジティブな意見を多数いただきました!

「自分が持っている偏見に気づくことができて良かった」

「講座を受けたことで明るく前向きに生きていこうと思いました。」

など、3回にわたり知識を深めたことで、男と女のチャレンジらいふ講座の「多様な立場にあるすべての人々が自分らしく楽しく生きていく」という目的の良いきっかけづくりになったと感じました。(高橋様)

 

 

ー 主催者側として実際に聴講したご感想を教えてください

 

私自身、無意識に偏見を持っていると漠然と感じていました。

ですので、今回講座を受けるにあたり、「無意識に持つ偏見とは何だろう?」と疑問を持ちながら聴講させていただきました。

アンコンシャスバイアスという言葉を知り、理解することで考え方をすこし変えることで前向きに生きられるんだと感じました。(工藤様)

 

 

ー これまで色々な講座を主催されてきたと思いますが、この特徴をあげるとしたらどんな点でしょうか?

 

少人数(4人程度)のグループで受講したことが良かったと思います。

常に隣の人と会話ができ、部屋の中が笑顔で溢れ、温かみのある講座だと感じました。

特に3回目のグループワークは発表に向け、一人ひとりの意識が高く、活発的で良かったです!

中田先生の話し方に品があってとても聞きやすく、それでいてとてもユーモアのある方だと思いました。(工藤様)

 

 

ー この講座はどんな組織で実施すると効果的だと感じますか?

 

男女共同参画推進団体、役所や企業などがおすすめかと思います。

その他学校関係(保護者向け等)で講座を開催することも良いと感じます。(工藤様)

 

 ▼ご参加の皆様

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3回の連続講座の様子を、長泉町情報誌「咲くっと」に掲載頂きました。

当日の講座内容やグループ発表など、わかりやすく図解・説明されています。
ぜひご覧ください。記事はこちら

 

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受講者様の声:田塩順子様

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2020年02月29日(土)

【開催レポート】

これからの未来を幸せに働くために、

「自分を導くリーダーシップの身につけ方」講座に参加しました

 

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こんにちは。MiniatureRoomの田塩順子です。
私は10年程前からフリーランスで働き、動画作成やライターの仕事などをしています。
今日は、株式会社リソースフル代表中田明子さんの大人気講座「自分を導くリーダーシップの身に付け方」公開講座に参加したレポートをお届けします。
 
この講座は、自分らしく働くために「自身が自身を導くリーダーである」という自覚を持って行動できる力を身につけるためのもの。
今回は私の様な個人事業主や働こうと思っている方を対象に「雇われる力」(エンプロイアビリティ)を向上させる機会として開催されました。

AIやIoTなどの最新テクノロジーの活用が進む今日、これからは「価値を生める人材」が評価される時代になってきます。
仕事で「価値」を生み、求められる人材になるためにはどんな姿勢や努力が必要なのでしょうか?

そのための第一歩が「自分を導くリーダーシップを持つことだ」と中田さんは断言します。

働くことも含めて、自分の人生は自分で導く! 
今回この講座を通じて、変化し続ける社会の中で自分自身の働く姿勢や動機を見つめ直し、豊かな人生を送っていくための考え方や方法を教えて頂きました。

 

こうやって書くと「難しい内容の講座?」と思われるかもしれません。
でも心配はご無用。中田さんのユーモアあふれる話し方、例え話を交えた説明がとてもわかりやすく、あっと言う間の4時間だったのです。

これから、私が実際に研修を受講して感じたこと、自分に起こった変化などをお伝えしていきます!

 

 

ー スタートは、自分の現在地を知ることから!

 

講座は今の自分の「現在地」を知ることから始まります。
「現在地」とは、自分の今の生活の満足度を項目ごとに採点すると言うもの。
そうすることで現在、自分には何が足りていないのかが客観的な数値として見えてきます。

このワークをやってみて、私は80点満点中42点という結果でした。
「仕事やキャリア」、「人間関係」には満足しているものの、「健康面」や「遊び・余暇」に関しては不満足の結果に...
自分の現在を数値化することで今の自分には何が足りていないのかが分かりました。
振り返ってみると、「健康面」に関しては寝不足の日々が続いていること、「遊び・余暇」に関しては、時間に追われ、せわしなく動きまわり、リラックスする時間が取れていないことに気づきました。

「自分の現在地を知る」ステップは、自分自身を理解するという意味でも、今後、自分がどのように行動すれば良いのか、どんな目標を立てればいいのか、の指標ともなる大切なプロセスだということを実感しました。

 

 

ー 「書く」「話す」アウトプットすることの効果!

 

講座では、用意されたいくつかの設問にそってペアで質問し合うという演習があります。

「あなたが仕事において『これだけは絶対に譲れない』というこだわりは何ですか?」

こんな質問をペアの方から受けた時、

「私は妥協できない性格なので、時間に関係なく納得いくまで仕事をします。本当に時間ががなくて、もっと時間が欲しい。」

そう答えながら、ハッと気づくことがありました。
仕事に集中して、時間を忘れてしまうことはよくあるけれど、「自分が妥協しない性格」だなんて無意識にふと出てきた言葉!
確かにそうかも!!
この時初めて私は、自分が「妥協しない性格」であることに気づきました。

そして、その後に続く「時間が欲しい」という言葉。
フリーランスということもあり、仕事とプライベートが混合し、一つ一つの仕事やプライベートの時間の区切りをつけていなかったこと。
”時間”について気にせず何となく行動していたのですが、本当は自由な時間を欲しがっていたことに気づきました。

そうか。私は、自分が妥協しない性格で、時間を欲しがっていたんだ!!

この演習で、頭の中で考えていることを「話す」というアウトプットをする事で、これまで全く気づいていなかった自分の性格や本当の気持ちが不思議と見えてきました。

思いがけず自分を発見できたことに驚きましたが、自分を知るって楽しい!
一つ一つ紐解いていくと、新たな自分を発見できたことで、気持ちがスッキリし、この後に立てる目標が明確になってきました。

宣言!私は自分の時間を確保するために今日からその方法を考えます!

目標を立てることができたら、次は行動! 自分の理想に近づけるにはどうしたら良いか?を考えます。

 

 インタビュー

 

ー 目標を実際の行動につなげる!

 

自分が立てた目標へ自分をどう導いていくのか、講座では実際の行動につなげる方法もしっかりと教えてくれました。

例えば、この作業は何分までに終わらせる、と区切りをつけて集中するためにタイムウォッチを使うということ。
時間は無限ではなく有限。限られた時間の中できちんと終わらせれば時間にも余裕が出ます。
中田さんも講座の中で、幾度もタイマーをセットし、この演習は何分まで時間取ります!と区切りをつけていました。

実際に時間を決めた演習は集中でき、やってみると効率よくアウトプットもでき、パフォーマンスも上がる!
これまでいつまでもだらだらと作業をしていた自分でしたが、こんな簡単な方法ならすぐに取り入れられます。
ゆっくりくつろげる時間も、子供と触れ合う時間もつくれそうです!

ちなみに中田さんは、こんな風に「自分が実践して効果があること、納得していること」しか、講座では話さないそう。
前に立つ講師としての矜持を見た気持ちでした。

 

 

ー 自分の強み・長所を知ろう

 

「自分の強み・長所を知ろう」という演習があります。
これは、隣の人の短所を長所に変えるというもの。
たとえば、私の短所は、鈍感、頑固、のんびり屋。

これを、隣の人はこう転換してくれました。

・鈍感→些細なことは気にしない。
・頑固→決めたことはやり通す。自分の意思がある。
・のんびり屋→ゆったりしていて優しい雰囲気が出る。

こう思うことで、自分のマイナスをプラスに捉えることができ、急に自信が持てるようになりました。

そして、これは考え方だけでなく、普段の行動でも同じだということに気づきました!

たとえば、子供がお茶をこぼした→おかげで、(お掃除できて)テーブルが前よりきれいになった。
このように、ネガティブをポジティブに捉え直せるのです。

何が原因?何が悪かった?なぜ失敗した?〇〇のせいで?と、過去にばかり目を向ける(原因論)のではなく、今できることは?良い結果を出すには?上手くいく方法は?(目的論)と、でも、そのおかげで それで、どうする?という思考をすることで、物事をプラスに置き換えて行動できるということを教えて頂きました。

目標達成する上では、色々な障害や失敗があります。
そんな時こそ楽しく前向きに「失敗は成長のチャンス」と捉えられる思考法には目からウロコ!

そして、この日の朝、「講座に向かう電車の中で、大事な一枚の書類を家に忘れてきたことに気づいたんです」と中田さん。
時間もない中、この大ピンチをどう乗り切ったのか?
機転を利かせ瞬時に取ったエピソードに、受講生の中から、えーすごい!!という声が上がりました。

ピンチを乗り越えた達成感の後には成長がある! 
私もそんな風に成長していきたい!と強く感じました。

他にも
・他者とのコミュニケーションで気をつけること
・好感を持たれ信頼される効果的な方法
・論理的な伝え方のルール
など、講座の内容は盛りだくさん!

しかもどれを取っても、一つ一つがとても大切で、欠かせない内容。
ビジネスパーソンとして知っておかなくてはいけない、身につけておかなければいけない、そんな知識やスキルを教えていただきました。

 

 

ー講座を受けた感想と心の変化

 

中田さんはとても明るく優しい先生で、例え話を交えながら説明してくれるので、講座の内容はとても分かりやすかったです。
そして何より楽しい! 全く堅苦しくなく和気あいあいとした雰囲気で講座を進めてくれました。
毎回があっという間で、気づけば2回連続講座が終了していました。

そして、講座を受けた感想を書くにあたり、これまでの私を振り返ってみました。

実は私の口癖は「私なんか別に...」「私なんか全然...」と常に自分を否定するものでした。
そして、頼まれた仕事に対しても「私には難しいことはできないから無理!」とやる前から決めつけていたんです。
これは、「アンコンシャスバイアス」という女性に強く出る思い込みの一つだそう。
挑戦する前から諦めて、時代の流れのまま毎日の生活を送っていたことに、この講座でしみじみと気づかされました。

 

そして今・・・

 

「成り行きまかせに生きるのではなく、自身が自身のリーダーに立ち、
 考え、選び、決める、行動する!自分のことは自分で決める!」

 

そう意識して行動するようになってから、目標に向けて楽しく仕事をする自分がいます!

目標を持って自分の道を進むことは、まさにこれからの未来を豊かにしてくれる!
今は心からそう思っています。
そのことに気づき、実感することができた講座に参加できて本当に良かったと思っています。

【オンライン開催】育休前後のスキルアップ!「自分を導く」コーチングサロン

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2020年02月28日(金)

こんにちは

株式会社リソースフル 中田明子です。

 

 

 「育休からの復帰が不安。何かしなければと焦っている」

「一人で考えても堂々巡りだし、子供と一緒で行動も自由にならない」

「時間があるこのチャンスに、今後役立つスキルをしっかりと身につけたい」

「普通のママ友だけじゃなく、向上心のある仲間が欲しい」

「復帰してからの両立生活を早く軌道にのせたい」




 

そんな方を対象に、月に1回、自分をメンテナンスしながら1ランク上の自分を目指す「「自分を導く」コーチングサロン@浜松」
初中級のコーチングスキルの習得を基本に、自分の目標を叶えていくための具体的な手法を学び、実践する、サロンです。

 

本日は、育休復帰を目前に控えたサロン生を対象に、「自分を導くリーダーシップ講座」オンラインにて開催致しました。
コロナウィルスの影響もありますが、今後、ライフワークバランスの実現のためにも、オンラインで仕事をするリテラシー向上も第2の目的です。 
 
 初めてのメンバーにもZOOMにチャレンジして頂きました!
 

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おチビちゃんたちもゴキゲンで参加!

 
書いたり話したりのアウトプット中心で2時間
復帰に向けて必要なコンディションに、メンタル面・ビジネススキル面の両面から100%力を発揮できる状態になるようお手伝いさせて頂きました。
 
 全員がとてもリラックスしていた時間・・・
 
自分の強みを100%発揮できるリソースフルな状態にリラックスは最重要な要素です!
私も同じく、とても楽しかったので今後はオンライン開催も積極的に開催していこうと思います。
 
コロナウィルスの影響で、色々とネガティブな面もありますが、これを機にテレワークや仕事の効率化など「本質的な働き方改革」が進むことになりますよう!
 
受講のご感想

・実際にワークをしながら復帰後のイメージを作ることができました(いいことも悪いことも)

 

・育休復帰への不安が少し解消されて、自分がどんなことを目標として働いていけばいいか認識できました。

・自分の目標、目指すこところを改めて見つめなおすことで、今後の働き方を考えるいい機会になるので、これからリーダーを任されるであろう中堅社員、今後の働き方について模索している人に勧めたい。

・なるべくワークをしたり考えたり、受講者がアクションを起こす機会を設けているのがいいです。印象に残りやすいです。

・聞いているだけではなく自分で考えて発言するので、自分の中に落とし込みやすい

・受講前は自分のモヤモヤが漠然としていてただ何となく不安だったのが、自分が何を心配していてどういう対処ができるかが少し明確になった

・今の生活に満足はしていても、何となくこのままでいいのかな…とか、不安やモヤモヤを感じている人にオススメ

・客観的かつポジティブなアドバイスで、自分自身を見つめるお手伝いをしてもらえるから。(ポジティブ大事!)

 

導入団体の声:HR Redesign様

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2019年12月11日(水)

蛭田さん

 

HR Redesign

主宰 蛭田 ひとみ様

 

 ー 今回、研修を導入しようとした背景を教えてください

 

当組織では「働くを豊かに」をテーマに事業所の業務サポートや各種研修の実施など、女性の働くを応援する事業をしています。

クラウドソーシング事業「Asubi planning」では女性を中心とした登録ワーカーを65名抱えています。

これまで事業を行う中で登録ワーカーたちに二つの強い希望を持っていました。一つは、たとえ、スキルや経験不足があったとしても、ビジネスの場で自己決定や自己判断が出来る様になって欲しいということ、二つ目は、自分の仕事のクオリティは自分の責任でしっかりコントロールし、しっかりと仕事のチャンスも掴んで欲しい、ということです。

他にも、ビジネスパーソンとしての根本的なモチベーションを持って欲しい、お客様とのコミュニケーションや円滑なチーム作りのための基礎能力を身につけて欲しいという希望もあり、これらを解決するための取り組みが必要と感じていました。

 

そんな時、島田市が主催した中田先生のアンコンシャスバイアス公開講座を受講しました。

そして、この考え方はこれからの働き方・生き方に必要なものだと感じたんです。

具体的には、「自分は女性だし育児中だからここまで仕事をしなくてもいい」とか、「自分はこの仕事をやるのは無理だから・・」の様に、自分に向くアンコンシャスバイアスが仕事への取り組み姿勢にマイナスの影響を与えたり、可能性を狭めてしまったりすることについて、何か対策をした方がいいと思ったんです。

自分の能力面での天井を自分で作ってしまうのではなく、もっと柔軟に仕事に取り組んだりチャレンジしていって欲しい、自分の可能性を狭めて仕事の幅も狭めてしまわない欲しい、と思い、早速登録ワーカーたちに感じていた課題をお伝えして研修を実施していただきました。

 

 

ー 研修後、どの様な変化がありましたか?

 

第1回講座、その後の課題、第2回講座と約2ヶ月間の研修を実施したところ、全受講生が「大変満足」という感想で大好評でした。

研修後の様子を見ても「自分で判断して自分で動く」という意識と実働が伴ってきたことを感じています。

例えば、以前だったら仕事の失敗を自らリカバリーできていなかったメンバーが、主体的にリカバリーする姿勢見せる、これまで遠慮がちで自分の主張をあまりしなかったメンバーが必要な主張をきちんとして自分主導で仕事を進めようとする、といった変化が見えてきました。

研修を通じて「自分の仕事の目標やありたい姿」が明確になってきたことで、行動が主体的になりつつあるのかなと感じます。

 

 

ー 今後の展望を教えてください

 

研修後数ヶ月経って登録ワーカーが増えたこと、前回受けられなかったメンバーにも是非受講させたいことから、本年度の事業予算を確保して再度研修の実施を決定しました。

登録メンバーには今後の仕事への取り組みや自分の人生に役立てて欲しいと感じています。

また、自分の仕事に責任を持って主体的に取り組めば、自ずといい仕事の成果が上がります。いい仕事をすることでお客様にも喜んで頂けますし、また仕事を依頼いただけます。組織としてはそんな循環を作っていきたいですね。

 

HR Redesign様HPはこちら

 ▼当日はかわいい受講生も

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導入企業の声:サーラ住宅株式会社様

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2019年11月28日(木)

サーラ住宅 ご担当者

 

サーラ住宅株式会社

取締役管理部長 松尾享史様(左)/ 本社 管理部  加古真太郎様(右)

 

 

ー 今回、アンコンシャスバイアス研修を導入しようとした背景を教えてください。

 

 社員意識調査にて「上司への満足感」、中でも「コミュニケーション」「信頼形成」に関する項目が低下しており、実際に上司と部下でコミュニケーションがうまく構築出来ないケースもいくつか発生していました。そのような時に「アンコンシャスバイアス」というテーマを知りました。これまで様々なコミュニケーション研修を導入してきましたが、このテーマは新しい切り口で面白いなと感じました。職場のメンバー同士が無意識に持っている思い込みや偏見に取り組むことで職場が「安心安全な場」になり、互いの信頼関係も築きやすくなると感じましたし、一人一人が自分らしく受け入れられることで職場全体のコミュニケーションが改善されることを期待しました。

 

 

ー どのようなステップで研修を導入されましたか?

 

 「所属長研修→全社員研修」という二段階にて実施しました。

 まず、所属長がアンコンシャスバイアスについて基本的な理解と、コーチングスキル等の信頼関係構築のための実践的なコミュニケーション手法を学びました。

その後に全社員研修を行い、所属長に話し合いのリードをしてもらいながら職場にあるアンコンシャスバイアスについてのグループディスカッションを行う流れとしました。

 所属長は信頼関係構築の阻害要因としてアンコンシャスバイアスがあることを事前に理解していましたし、具体的なコミュニケーションスキルを学んだ上で班のリード役を務めてもらいましたので非常に有効だったと感じています。

 

 

ー 実際に研修を実施してみたご感想を教えてください。

 

 これまで受けてきた研修と大きく異なり、グループワークや演習などここまで実践的で機動性のある形は初めてで新鮮でした。

インテリ系で頭で理解するタイプの社員でも、説明が論理的で頭が整理できた、内容に納得できたということを言っており、それぞれの社員たちが前向きに捉え、学んだことの重要性を感じているようでとても良かったと感じています。

性別によるアンコンシャスバイアスはわかりやすいものだと思いますが、それだけでなく、自分が見えている世界が人とは違うこと、一つの物事でも捉え方で様々に変わるということなど、様々な気づきを得られることが新しい発見でした。

また、今回あえて同じ職場メンバーで班編成をしてディスカッションを行いましたが、普段一緒に働いているメンバーでも意外とお互いに知らないことが多く、互いのアンコンシャスバイアスを確認し合うことができたというのも良かったことかなと感じます。

お互いに新たな発見があったようで、今後コミュニケーションの質が変化していくことを期待しています。

 

 

ー 研修後、社内での変化はどの様なものがありますか?

 

 研修後、「アンコンシャスバイアス」という言葉がいろんなところから聞こえています。

研修で習ったコミュニケーションの大切なポイントを上司にレクチャーしている社員がいたり(笑) 

ちょうど「心理的安全性」が職場に必要なことであるという認識を持ち始めたタイミングでの研修でしたので、よりその重要性が社員全員の共通認識として持つことが出来たと思いますし、実際に職場が安心安全な場になっていくにあたって役立ったと感じています。今後は引き続き研修で学んだことの実践を続けていきたいと思います。

 

 

【研修の様子】

研修風景企業研修2

導入企業の声:ヤマハモーターエンジニアリング株式会社様

カテゴリ: 法人(研修・講演) 作成日:2019年11月26日(火)

interview1

 

ヤマハモ-タ-エンジニアリング株式会社様
商品開発部 エンジン設計Gr リーダー 村松浩義様

 

 

ー 今回、アンコンシャスバイアス研修を導入しようとした背景を教えてください。

 

 世の中の動向と同様に、弊社でも数年前より働き方改革として、ワークライフバランス向上、ダイバーシティ&インクルージョンの実現に向けて様々な取り組みを展開しており、制度の策定や風土の醸成が少しずつ出来てきていると感じます。ただ、我々のチームにも様々な考え方、制約を持って働いているメンバーが居ますが、働き方の多様性を認識、受容する、といったことにギクシャク感というか、それを踏まえてのコミュニケーションに課題があるということを日々のマネジメントの中で感じていました。
例えば、育児などで制約がある社員が時短で働く際にどうしても肩身が狭く感じてしまい、自分たちの事情をメンバーに積極的にオープンに出来ない雰囲気であることが挙げられます。このことで、仕事が忙しいと本来帰る時間でも帰りづらく頑張ってしまう、時間外勤務に制約があるのに残業をしてしまうなどといったことが起こっていました。当社はワークライフバランスやダイバーシティ推進には早くから取り組み、時短勤務や男性の育休取得など、制度は整ってきてはいます。ただ、実際にはコミュニケーション、職場の活性化、働きやすさについては色々な調査結果を見てもまだまだ止まっているところがあるんです。通常と異なる働き方をする社員に対して「何でそんな理由で休んだり遅刻したりするんだ?」という雰囲気がまだまだあったりもしています。

 そんな中、何か良い手段、インプットは無いか?と模索している時、「アンコンシャスバイアス」というものを理解し受容するスキルが重要、という考え方を知り、これだ!と思いました。昨年(2018年)の年初くらいです。それぞれの働く事情や仕事への価値観について、もっとオープンにして理解し合える取り組みの一環として、この研修が一つの突破口になればという思いがありました。

 

 

ー 本研修を導入した理由、決め手は何だったでしょうか?

 

 当時はまだ「アンコンシャスバイアス」に関するセミナー自体少なかったのですが、非常に良いタイミングで中田さんの公開セミナーを受講できました。そこで感じたのが、身近な事例での体験やゲーム性のある演習でアンコンシャスバイアスを認識できるなど、構えることなく、判り易いセミナーだなということでした。特に印象的だったのは、様々な人物の写真を使用する演習です。自分たちの当たり前で回答していくのと「アンコンシャスバイアス」という概念を頭に置いて回答するのとでこんなにものの見方が変わるんだ、ということが大きな発見でした。 

 また、グループのメンバー全員に受講してもらいたかったので、導入セミナーが2時間半程度で就労時間に制約あるメンバーも受講しやすいということも決め手となりました。

 

 

 

ー 当初は自部門のみでの導入でしたが、その後全社導入へと展開された背景を教えてください。

 

 先に受講したグループリーダー間の横のつながりで、口コミで広く受講した方がいいのではないか、という声が上がってきたことがあります。もちろん全社向けにエンジン設計グループの取組を紹介もしましたが、どちらかというと実際に受講、体験してもらうことでセミナーの有効性を感じてもらえたことが大きいと感じています。

 

 

ー 実際に研修を実施してみたご感想を教えてください。

 

 今回、階層別に数回ずつ研修をお願いしましたが、我々の狙いを理解いただき、階層毎にセミナー内容をアレンジしていただけました。

 また早くから「アンコンシャスバイアス」に取り組んでおられるだけに、認識や克服の理論、プロセスも判り易く、受講後のアンケートでも8割近いメンバーに有効性を感じてもらえており、多くのメンバーに気付きを与えられたと考えます。

 

 

ー 研修後、社内での変化はどの様なものがありますか?

 

 何気ない会話の中や、業務中のコミュニケーションの中で他者の考え、立場を理解し、受容しようとする姿勢も垣間見えるようになってきました。

 例えば、制約のある社員が自身の事情を言いにくい、周囲もなかなか受け止めにくいと行ったこれまでの状況に変化が見られています。自身の事情をオープンにできる様になったと感じたり、チームで互いの事情を汲んでフォローしあったり、という状況が見えてきています。

 ただ、まだアンコンシャスバイアスというものを認識しただけの段階です。一度のセミナーだけでなく繰り返しのトレーニングが必要でしょうし、実際のワークライフバランス向上やダイバーシティ&インクルージョンを実現するためのアクションに繋げていく必要があると考えています。今の共通の認識を持った状態をベースに、積み上げていくものを考えて行く中で、今後もサポートをお願いしたいと考えています。

 

 

 

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